セバスチャン・ベッテルは、フェラーリの2017年シーズンの印象的なスタートが、あれこれ詮索してきた批判者に応える“最高の薬”だと述べた。セバスチャン・ベッテルは、2017年のF1開幕戦オーストラリアGPでルイス・ハミルトンのメルセデスを破って優勝。フェラーリに2015年のF1シンガポールGP以来となる勝利をもたらした。
フェラーリの新車SF70Hは、プレシーズンテストから印象的なペースを見せていたものの、蓋を開けてみるまではどうなるかわからなかった。セバスチャン・ベッテルは、チームの仕事ぶりを誇りに思うと述べた。「勝利はいつだって素晴らしいものだし、最高の薬だ。全てがフィックスしたように思う。ようやく達成できた。とても厳しい期間だったし、チームにとってこのようなシーズンのスタートはしばらくぶりだ。10年前くらいかもね」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「本当に大きな安心だ。チームのためのものだ。僕もやるべきことをやった。とても満足しているし、誇りに思う。準備、トレーニングなど、多くの作業をしてきた。でも、みなさんが目にしているものは氷山の一角にすぎない。素晴らしいグループの人々がレースで起こったことの要因なんだ」