セバスチャン・ベッテルは、F1スペインGPでブルーノ・セナに追突したミハエル・シューマッハを擁護した。F1スペインGPで、ミハエル・シューマッハはストレードエンドでブルーノ・セナに追突。無線で“馬鹿野郎”と叫び、自らに非はないと主張。しかし、FIAはその言い部を認めず、ミハエル・シューマッハ側に非があったとして次戦F1モナコGPで5グリッド降格ペナルティを科した。
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「ミハエルのあの一件で、我々は大きな被害を被った」と Servus TV にコメント。クリスチャン・ホーナーは、そのクラッシュで散らばったデブリがセバスチャン・ベッテルのフロントウイングにダメージを与えたばかりでなく、イエローフラッグでDRSを作動させたとしてベッテルがドライブスルーペナルティを科される原因にもなったと主張した。しかし、ミハエル・シューマッハと同じドイツ人のセバツチャン・ベッテルはシューマッハを擁護した。「あのような状況では一瞬の出来事だし、ストレートでは(マシン間に)大きなスピード差が生じる」「僕は、あれはレーシングアクシデントとして判断されるべきだと思う。不運にして起きてしまうものだ」「もちろん、後からあれこれ言うことは可能だけど、タンゴを踊るには2人必要だって言うでしょ」メルセデスのノルベルト・ハウグは Sport1に「レーススチュワードの判断を受け入れる」とだけ語った。関連:ミハエル・シューマッハ、F1モナコGPで5グリッド降格ペナルティ