セバスチャン・ベッテルが、F1ハンガリーGPへの意気込みを語った。セバスチャン・ベッテル (レッドブル)「ハンガリーGPは、ドライバーにとって最も厳しいトラックのひとつだ。気温が高いのでコックピットのなかはとても暑くなるし、それによってレース中は多くの水分を失う。トラックにはバンプが多しので、少し衝撃があるし、ほぼストレートがないので、ほとんど“休憩する”暇がない。それがハンガリーGPをかなり心身を疲れさせるレースにしている」
「3つのかなり低速なコーナーでオーバーテイクするのはかなり難しいけど、スタートフィニッシュラインでトップスピードは315kphに達する。バンプによって、1コーナーの通過では良い追い抜きがある。実際、最終コーナーをうまく抜けさえて前のマシンのスリップストリームに入れさえすればオーバーテイクできる唯一の場所だ。オーバーテイクの可能性に備えなければならないので、最後の2つのコーナーが重要だ。最後のコーナーでは待って、待って、待たなければならない・・・そのあと縁石を越えればフルスロットルで行けるんだ」