マックス・フェルスタッペンが2026年F1中国GPの決勝後、今季導入された新レギュレーションを強く批判した。内燃エンジンと電動出力がほぼ50対50となる新しいパワーユニット規則やシャシー規定の大幅変更について、現役ドライバーの中でも最も強い不満を示している。フェルスタッペンはすでにプレシーズンテストの段階から「強化版フォーミュラEのようだ」と語るなど懐疑的な姿勢を示してきたが、中国GPではERS冷却トラブルによるリタイアを喫したこともあり、レース後にはさらに踏み込んだ批判を展開した。
フェルスタッペン「これはマリオカートのようだ」マックス・フェルスタッペンは新レギュレーションによって生まれたレース展開について、次のように語った。「ひどいよ。正直言って、これを好きだと言う人がいるなら、その人はレースというものを分かっていない」「まったく楽しくない。マリオカートをやっているみたいだ。これはレースじゃない」「ストレートでブーストして前に出るけど、次のストレートではバッテリーがなくなって相手がブーストして抜き返してくる。僕にとっては冗談みたいなものだ」「今のF1はメルセデスが圧倒している」フェルスタッペンはまた、2026年シーズン序盤の勢力図にも言及した。開幕戦オーストラリアGPと第2戦中国GPの両方でメルセデスがワンツーフィニッシュを記録しており、アンドレア・キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルが主導権を握っている状況だ。フェルスタッペンはこう語った。「結局勝っているのはキミとジョージだけだ。だから接戦という感じでもない。彼らは他のチームより何マイルも先にいる」「フェラーリはスタートが良くて一時的に前に出ることもあるけど、数周すれば状況は整理される。でもこれはレースとは関係ない」「僕が勝っていたとしても同じことを言うよ。僕はレースそのものの質を大事にしているからだ」「このレギュレーションはF1を壊す可能性がある」フェルスタッペンはさらに、このレギュレーションが将来的にF1そのものに悪影響を与える可能性があると警告した。「このままでは、いずれこのスポーツを壊してしまうと思う。最終的には自分たちに跳ね返ってくる」「もちろん、僕たちはF1側とも話をしている。ドライバーの多くが同じ意見を持っていると思う」「勝っているチームは『今のままでいい』と言うだろう。優位性があるなら、それを手放したくないのは当然だからね」「でも多くのドライバーに聞けば、これは僕たちが望んでいるものではない。ファンの多くも同じだと思う」「できれば、できるだけ早くこの状況を変えたい」フェルスタッペンは最後に、レギュレーション変更には政治的な駆け引きが伴うとも指摘した。「これは政治なんだ。今アドバンテージを持っている人たちは、それを失いたくない」「でもスポーツ全体という視点で見れば、今の形は良くないと思う」
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