マックス・フェルスタッペンは、F1ベルギーGPでグリッドペナルティを受けることになり、レースウィークエンドの成功の可能性は打撃を受けるかもしれない。レース週末を迎えるにあたり、フェルスタッペンはすでに4基の内燃エンジン(ICE)、ターボチャージャー、MGU-HおよびMGU-Kユニット、さらに2基のコントロールエレクトロニクスとエネルギーストアを使用していた。
これにより、フェルスタッペンはグリッド降格の危機に瀕したが、レーシングニュース365によれば、レッドブル・レーシングはスパ・フランコルシャンでのレースでグリッド降格を選択したという。レースウィークエンドに向けて、フェルスタッペンは新しいICEを装着する予定だ。その結果、彼は予選よりも10番手後ろのグリッドからベルギーグランプリをスタートすることになる。スパ・フランコルシャンは、7.004kmのサーキットでオーバーテイクの可能性が高いため、チームが意図的にエンジンペナルティを受ける場所としてよく利用されてきた。フェルスタッペンは、ドライバーズチャンピオンシップでランド・ノリスに76ポイントの差をつけてレースウィークエンドを迎えるが、夏休みに向けてその差はさらに縮まる可能性が高い。