マックス・フェルスタッペンは、2024年F1オーストリアGPでランド・ノリスと接触した際、自分が「攻撃的」だったこと、バトル中ずっとブレーキング中に動いていたことを否定した。レッドブルリンクでの決勝レースのレース終盤に2人は接触。フェルスタッペンは、ターン3の右コーナーで、ノリスがアウト側のラインで攻めた際に、ノリスが走行していたラインに侵入したとしてペナルティを科された。
この接触事故について、スチュアードはフェルスタッペンに主たる責任があると判断し、10秒のペナルティが科した。接触で両ドライバーがパンクし、フェルスタッペンは表彰台争いから脱落、ノリスはリタイアとなり、ジョージ・ラッセルが優勝するチャンスが生まれた。レース後、記者から接触について質問されたフェルスタッペンは「あの時点で10秒はちょっと厳しそうに思えた」と感じていると語った。「あの動きは、攻撃的というよりも、それほど良くないと感じたからだ」とフェルスタッペンは付け加えた。マクラーレンがターン3のイン側でアタックした際にノリスとフェルスタッペンがコースアウトした過去2回の瞬間について、ノリスはフェルスタッペンがブレーキング中に動いていてF1のレース規則に違反していると感じていた。だが、フェルスタッペンは「ブレーキング中に動いてはいない」と語った。「動いたときは、すでにブレーキをかけていなかった。もちろん外から見れば、いつもそう見えるけど、僕はこのような状況ではどうすべきかをよく分かっていると思う」「ノリスが仕掛けには本当に遅いダイブボム(急降下爆撃)もいくつかある。だから、イン側に突っ込んで、相手がそれに対処してくれるのを願うしかない」「レースではいつもそうなるわけではないが、このコーナーはそういう走り方に向いていると思う」「僕も、攻め込んでいく立場になったことがあるけど、コーナーの形状がそうさせていると思う」「ぶつかるなんて予想おしていなかった。もちろん彼が来るのが見えたので、少しイン側を守った。そしてブレーキング中にリアタイヤが接触し、二人ともパンクしてしまった。もちろん、そんなことは起きてほしくないことだ」自分に科せられたペナルティについてのさらなる質問の中で、フェルスタッペンはライバルの攻撃的な行動を再び強調した。「僕がダイブボムと言っているのはそういうことだ」とフェルスタッペンは言った。「ただ遅れて立ち上がって、相手がそれからハンドルを切ってコーナーを曲がってくれるのを期待しているだけだ。今回はそうはならなかった」「もちろん、ブレーキングで動いた言うかもしれないけど、そうではない。なぜなら、動いたきにはブレーキングをかけていなかったからだ」「でも、それは遠くからインに突っ込むようなもので、もちろんそれは良いように見える」「僕も好きだけおd、うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある」「そして今日はそれがうまくいかなかったと思う。でももちろん、さっき言ったように、我々が接触したことを考えると、それはとても残念なことだ」フェルスタッペンとノリスは仲が良いことで有名で、彼らの最初のトラック上での衝突後の関係の進展に多くの注目が集まっている。「それについては話すつもりだけど、今ではない」とフェルスタッペンは語った。「今は適切な時期ではない。でも僕たちはレーシングドライバーだ」「ランドと僕には少し年齢差がある(ノリスは24歳、フェルスタッペンは26歳)。だから、ここにいる他のドライバーと比べて、僕たちは下位カテゴリーで実際に対戦したことがない」。「でも、ここから先に進むつもりだ」