マックス・フェルスタッペンがメルセデスF1との契約に「かなり近づいている」と元F1ドライバーのジョニー・ハーバートは主張している。サウジアラビアでモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコがレッドブルF1チームから謹慎処分を受けるとの報道が出た後、フェルスタッペンがマルコを全面的にサポートししていたことから、フェルスタッペンのレッドブルでの将来がここ数週間、疑問視されている。
3度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、もしマルコがチームを去れば自身の将来も危うくなるとほのめかし、レッドブルの権力争いが繰り広げられる中、1週間前には父ヨスがバーレーンでメルセデス代表のトト・ヴォルフと会談する姿が目撃されている。ヴォルフは2025年にフェラーリへ移籍するルイス・ハミルトンの後任を探しており、ハーバートはチーム代表のクリスチャン・ホーナーが不適切な行動を取ったとされる調査結果やその影響によってレッドブルが不安定になったことを受け、自分の立場を考えるべきだと考えている。F1グランプリで3度の優勝経験があるハーバートは「全体的なことが進行し、遅まきながら熱を帯びていることは、F1にとって良いことではない」とThe Sunに語った。「現時点で世界最高のドライバーを擁するレッドブルにとって、この状況は助けにならない」「そして彼らはマックス・フェルスタッペンをチームから追い出そうとしており、メルセデスとの契約もかなり近づいていると聞いた」「それはチームを破壊する可能性と彼らがもたらした成功の影響だ」「これはクリスチャン・ホーナーのショーではなく、マックス・フェルスタッペンのショーだ。彼はレッドブルでこれらすべてのレースとチャンピオンシップに勝った人物だからだ」「この状況を理由にマックスが去るのはクレイジーだろうし、ヨス(フェルスタッペン)は、この状況は非常に破壊的で、レッドブルを引き裂くことになると言っている。 私はそれがあまりにも長く続いていると思う。「ある面では、クリスチャンは本当に考えて身を引くべきだろう」