マックス・フェルスタッペンは、2023年F1第8戦スペインGPのスタート時に周りのドライバーよりも硬いタイヤでスタートしたため、トップを奪われずに済んだことに安堵したと語る。カレンダーで1コーナーまでの走行距離が最長となるカタルーニャ・サーキットで、フェルスタッペンはスタートにミディアムタイヤを選択。一方、フェルスタッペンと並んでスタートしたカルロス・サインツJr.はソフトタイヤを選択し、第1コーナーでフェルスタッペンのアウト側に並びかけた。、
しかし、フェルスタッペンはリードを保ち、その後はミディアムタイヤのアドバンテージを生かしてレースを支配し、今季5勝目を挙げた。レース後、フェルスタッペンはサインツが1コーナーのインを突くのではないかと心配していたことを明かした。「もちろん、僕はより硬いコンパウンドを履ていたので、スタートが少しトリッキーになるだろうということは分かっていたし、ターン1でアウトサイドを回るのはいつも非常に難しい。でも、幸いなことに何も起こらなかった」ポールポジション、ファステストラップ,優勝の“グランドスラム”でF1スペインGPを完全制覇したマックス・フェルスタッペンフェルスタッペンは、2023年シーズンの開幕でレッドブル・レーシングが無敗を続ける中、ポールポジションからライトからフラッグまでレースをリードした。「このような車でドライブできるのは大きな喜びだ」とフェルスタッペンは語った。「今日もそれが発揮されたと思う」「非常に多くの異なるタイヤ戦略があった。僕たちはレースの大部分で正しい戦略をとっていたと思う。でも、ここで勝つなんて、信じられないほど素晴らしいことだ」現在、フェルスタッペンは、チームメイトのセルジオ・ペレスを53ポイント上回ってドライバーズチャンピオンシップをリードしている。「またも力強い週末を過ごすことができた。もちろん、それが僕自身とチームにとっても期待したいことだ」とフェルスタッペンは語った。「このまま1年間、この調子を維持できることを願っている」マックス・フェルスタッペン「スペインで再び勝つことができてとてもうれしい。この週末は最高のマシンで走ることができた。スタートは1コーナーがかなりタイトで、トップをキープすることが重要だった。そこからはタイヤマネジメントがカギとなり、大きなギャップを築くことができた。ハードタイヤに履き替えてからは思ったようなグリップが得られず、かなり滑ってしまいた。ペースは悪くなかったけど、それ以上のギャップを作ることが難しかったので、ソフトタイヤに履き替えて最後まで走り切った。このレースウイークもチームと共にすばらしい週末にできた。これからもシーズンを通して続けていきたい」
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