F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、2022年のF1ベルギーGPでの圧倒的なパフォーマンスは、現代のF1では「レア」なものだったと考えている。マックス・フェルスタッペンの2022年の年間15勝と454ポイントはF1新記録であり、8月にスパで開催されたF1ベルギーGPでの勝利は5連勝していたなかの4回目だった。
マックス・フェルスタッペンは、かなりのマージンを築いてポールポジションを獲得したが、エンジン交換によるグリッド降格ペナルティによって14番グリッドからスタートした。しかし、12周目には首位に立った。マックス・フェルスタッペンは必要なピットストップを行った後、6周後に再びリードを奪い、チームメイトのセルジオペレスにほぼ18秒差をつけて勝利。また、タイトルのライバルであるフェラーリのシャルル・ルクレールには1分以上の差をつけた。F1ベルギーGPでの勝利を振り返っったマックス・フェルスタッペンは、F1レースのフィールド上でそのような優位性を持つことは滅多にないことだと感じていると語った。「F1でこれほど素晴らしいクルマや支配を経験したことはない」とマックス・フェルスタッペンはViaplayに説明した。「なぜなら、マシンをトラックに乗せてすぐにうまく機能し、プラクティスを通してマシンの変更をほとんど加えなかったからね」「ペナルティを受けなければならないことはわかっていたけど、14番手からスタートしたとしても、最初のラップでダメージを負わずに走れればレースに勝てるだろうという感覚があった。本当にそう信じれるのは非常にレアなことだ」「スパのトラックは気に入っているけど、ここ数年はストレートで遅かったので、それほど楽しいものではなかった。だから、ダウンフォースを調整しなければならず、セクター2ではダウンフォースが低すぎていつも少しルーズだった」「実際、2022年のマシンでは通常よりも最高速度を少し上げることができたし、マシンはセクター2で生き返り、運転するのは本当に素晴らしかった」「レースでドライブするのも素晴らしかった。タイヤを生かしておくことだけでよかった。もし、本当にそうしたければ、レースに勝つためにもう一度ピットストップをすることができただろう」