マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、モンツァ・サーキットで開催されたF1イタリアGPの決勝で7番てスタートから圧巻の走りで今季11勝目を挙げた。マックス・フェルスタッペンはグリッド降格ペナルティとレース終盤のセーフティカーを乗り越えてポールシッターのシャルル・ルクレール(フェラーリ)を上回り、セーフティカー先導のフィニッシュとなったイタリアGP決勝で会心の勝利を挙げた。
優勝を飾ったマックス・フェルスタッペンは、フィニッシュ後に次のように語った。「素晴らしいレースだった。どのコンパウンドでも僕たちは最速だった。デグラデーションも良好で、マシンが本当に好調だった。終盤でギャップをコントロールしていたところでセーフティカー導入になった。残念ながらレースは再開されなかったけれど、全体的には今日も良い1日を過ごせた」モンツァ初制覇を果たしたマックスはシーズン11勝目を挙げてドライバーズ選手権のリードをさらに拡大。ルクレールに116ポイント差をつける335ポイントを手にした。「1周目は注意する必要があったけれど、良いスタートを決めて最初のシケインをクリーンに通過できた。個人的にはトラブルを避けることが最も重要だった」「そこからはかなり素早く3番手まで挽回し、さらには2番手まで上げられた。これでシャルル(ルクレール)を視界に捉えられるようになったし、僕たちのタイヤデグラデーションの方が有利なことが確認できた」「今週末の僕たちのペースを振り返ってみると、今日は特に強力だった。どのコンパウンドでもペースが良好で、僕たちはコース上で最速だった。できる限りパーフェクトを目指すべきで、今シーズンはほとんどのレースでそうできている」