レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンが初タイトルを争うことにナーバスになっているかもしれないと主張していることは自分のことを“あまり知らない”ことを示していると語る。現在、マックス・フェルスタッペンは、ドライバーズ選手権でルイス・ハミルトンを5ポイントのリードを築いており、F1キャリアで初のワールドチャンピオン獲得を目指して戦っている。
しかし、状況はマックス・フェルスタッペンにとってパーフェクトとは言えない。前戦F1イタリアGPでのルイス・ハミルトンとのクラッシュによって、今週末のF1ロシアGPでは3グリッド降格ペナルティを科せられている。ルイス・ハミルトンは、F1ロシアGPでのレースに向けて、マックス・フェルスタッペンがプレッシャーを感じていると主張している。「当然、彼はそれを認めないだろうし、仮定するつもりもないけど、僕が最初のタイトル争いをしたときのことは覚えているし、間違いなくプレッシャーを感じていた」とルイス・ハミルトンはF1ロシアGPの記者会見で語った。「難しかった。強烈だった。さまざまな感情を経験したし、常にそれにベストな方法で対処できたわけではない。それが予想される」「多くのプレッシャーがある。大きなチームで働いている。勝ちたいという願望が大きいので、多くの自己期待とプレッシャーがある」「だから、僕はそれを共感し、理解している。でも、僕たちがこれから成長し続けることは分かっている」この発言にマックス・フェルスタッペンは反論。自分がナーバスになっていると考えているのは、ルイス・ハミルトンが自分のことをあまり知らないからだと主張した。「そうだね、とても緊張しているので、ほとんど眠れていないよ。タイトルを争うのはとても恐ろしいことだね。本当にそれが嫌いだね」とマックス・フェルスタッペンは皮肉を込めて語った。「そんなことないけどね。誰かが僕のことを知っていれば、僕がそういったすべてのことについて非常にリラックスして、あまり気にしていないことをわかっていると思う。とても落ち着いているよ」「毎週末に勝利を目指して戦えるクルマ、素晴らしいクルマを手に入しているのはこれまでで最高の気分だ。チャンピオンシップをリードしているかどうかは関係ない」「そういったコメントは、つまり・・・彼が僕のことをあまり知らないことを示しているだけだと思う。問題はないけどね。僕も彼のことを完全に知る必要はない」「僕はとにかく自分自身に集中しているし、前にいることを本当に楽しんでいる。もちろん、非常に長い間それができることを願っている」