F1イギリスGPで51Gの衝撃が加わったクラッシュを喫したマックス・フェルスタッペンだが、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、幸いにも“項部硬直”だけで、退院後の経過は“驚くほど順調に進んでいる”と語る。ルイス・ハミルトンがソーシャルメディアで人種差別的中傷を受けたことが世界中で問題視されるなか、マックス・フェルスタッペンは病院での検査を終えてモナコに帰宅した。
「51Gの影響は冗談では済まされない」とルイス・ハミルトンはレース出場停止にするべきだと考えているヘルムート・マルコは Osterreich に語った。「マックスが生きているという事実は、彼がどれほどよく訓練されているかを示している」マックス・フェルスタッペンの症状について質問されたヘルムート・マルコは「彼はモンテカルロに戻って、フィジオとすでに作業をしている」とコメント。「彼はまだ項部硬直を訴えているが、それ以外は驚くほどうまくやっている。彼は数日間動けないと思っていた」ヘルムート・マルコは、ルイス・ハミルトンの勝利に影響を与えなかった10秒ペナルティが寛大であることは間違いなく、異議申し立てを行うかもしれないと語る。レッドブルF1は本当に異議申し立てを行うかと質問されたヘルムート・マルコは「それには新しい証拠が求められるだろう。だが、何が起こったかは全員が目にしている」と語った。「相手の後輪を前輪で叩くよりも多くの証拠が必要ですか?と自問している」しかし、ヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンが復讐するというシナリオを除外した。「彼はこの世界タイトルを勝ち取るために全力を尽くします」とヘルムート・マルコは語った。「だが、我々が復讐や他の愚かさなことをしないのは確かだ。そのようなレベルのことはしない」マックス・フェルスタッペンが入院中にルイス・ハミルトンの歓喜の勝利のお祝いについて苦言を呈したことについて、ヘルムート・マルコは「それがメルセデスのやり方だ」とコメント。「ヴォルフ氏は、スチュワードのところに行くという仕事もなかった。フォード(サッカー オーストリア代表監督)が彼の個人的な見解を説明するためにビデオ審判に行くことなどないだろう?」