レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPで決勝で1周も完了せずにポイントを獲得した“史上初”のF1ドライバーとして歴史に刻まれることになった。ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンだが、論争の的となっているコプスでのルイス・ハミルトンとの接触によって1周目にクラッシュリタイア。
マックス・フェルスタッペンは、ポールでレースをスタートして1周目を完了できなかった2人目のドライバーとなった。(1人目はF1モナコGPでのシャルル・ルクレール)。しかし、『スプリント予選』の導入はマックス・フェルスタッペンにユニークな称号を与えることになった。F1の1045戦の歴史のなかで初めてポールポジションは予選セッションではなく、レース(スプリント予選)で決定。そのレースを制したフェルスタッペンには3ポイントが付与されたことで、決勝で1周目にリタイアしたにも関わらず、ポイントを獲得した史上初のF1ドライバーとなった。マックス・フェルスタッペンにとっては今季4回目、通算8回目のポールポジション。週末にアクションが増えることで好意的に受け止められているスプリント予選は今年あと2回予定されているが、来年も行われるかどうかは決定していない。
全文を読む