レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1バーレーンGP初日の両方のセッションでトップタイムを記録。ホンダの新型F1エンジンについては“月まで飛べる”と上機嫌で語った。Ziggo Sport のインタビューでバーレーン・インターナショナル・サーキットでの金曜フリー走行を振り返ったマックス・フェルスタッペンは、残りの週末を楽しみにしていると語る。
「そうだね、良い日だった。風と路面温度のせいで簡単ではなかったけど、それは誰にとっても同じだ」とマックス・フェルスタッペンは説明する。レース当日は強風が予想されている。マシンの運転方法に影響はるのだろうか?「そうだね、とにかくマシンは風のなかで運転するのが簡単ではないので、エキサイティングだ。以前に風が強かったときは、運転するのは楽しくなかったけど、僕たちはそれを乗り越えなければならない。いつも必要のない場所で現れる」2021年シーズンは、金曜フリー走行が以前のセッション当たり90分から60分に短縮された。これにより、チームの作業はより忙しいものになった。「そうだね、絶え間ないアクションだった。通常は10~15分待つけど、今ではみんながコースに出てロングランをしなければならない。僕は構わないけどね。何かを試すには1時間で十分だと思う」ホンダF1は2021年に新型F1パワーユニットを投入。テクニカルディレクターを務める田辺豊治は、より小さくコンパクトになったと語っており、レッドブルのマシン作りに自由度を与えた。ホンダのF1エンジンの改善をマシンで感じることができたと質問されたマックス・フェルスタッペンは「もちろんだよ。ホンダのF1エンジンで翼を回せば、マシンは月まで飛べるだろう(笑)」と笑った。2020年の最終戦F1アブダビGPで、マックス・フェルスタッペンはポール・トゥ・ウィンを飾った。今週末ポールポジションを目指すことは重要だろうか?「ポールからスタートするのはいつでもいいことだ。より楽になるし、何回か獲れれば、それは最速のクルマを持っているということになる。でも、ここは予選で本当に良いクルマが必要なサーキットだけど、レースではタイヤがすぐに摩耗してしまうので、バランスをとる必要がある。ここではオーバーテイクが難しいので、ロングランのペースが非常に重要だ」
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