レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、勝利こそが全てであり、残りの各グランプリの決勝でもレッドブルとホンダF1から利用できるものを最大限に活用してレースに取り組んでいくと語る。レッドブル・ホンダF1の今季マシン『RB16』はピーキーなマシン特性を持って誕生し、先代のマシンたちとは異なり、シーズンが進行してもそれほど改善を示すことができなかった。
すでに2020年のF1世界選手権はルイス・ハミルトンが制し、現在、マックス・フェルスタッペンはランキング2位のバルテリ・ボッタスから27ポイント差の3位につけている。マックス・フェルスタッペンは、シーズンを2位で終えるか3位で終えるかは問題ではないとし、F1バーレーンGPでも勝利を目指して戦うと語った。「2位か3位かは問題ではない。とにかく良い結果を出したいだけだ。最終的にはチャンピオンシップで3位になったとしても、シーズンを終えるためにいくつかのポジティブなレースができれば、満足だ」とマックス・フェルスタッペンはF1バーレーンGPの木曜記者会見で語った。レッドブルとホンダF1は、マックス・フェルスタッペンに史上最年少F1ワールドチャンピオンを獲得するために開幕戦からメルセデスと互角に戦うことを目指して準備を進めていたが、結果的にレッドブルもホンダF1もその目標を達成することはできなかった。「開幕戦で僕たちがあまりに遅れをとっていることは明らかだった。理由? 僕にわからない。理由が分かっていれば、すでに結果は分かっていたはずだ」「全員が一生懸命に頑張っている。それは間違いない。でも、もちろん、多くのチームが非常に一生懸命に取り組んでいる。まだ追いつくためにやれることはあるけど、その理由を特定するのは困難だ」F1トルコGPは多くが雨のなかで行われ、ドライでの走行が制限されたため、アップデートを評価することが難しかった。いくつか新しいパーツをテストしたマックス・フェルスタッペンは「コンディションによって言うの難しいけど、新しいパーツをテストしたし、それらは間違いなくポジティブだった」とコメント。「だから、ここバーレーンで走るのを楽しみにしている。もちろん、このマシンと過去数年間の情報はすでにあるし、ここでどのように機能するかを確認するのを楽しみにしている。でも、いい感じだと確信している」マックス・フェルスタッペンは、F1トルコGPでポールポジションを逃し、決勝でもフロントロースタートを生かせなかったのは自分の責任だと認める。「それほど素晴らしい週末ではなかった」とマックス・フェルスタッペンは認める。「時々起こり得ることだけどね。何よりもまず、少し残念だった。トルコを本当に楽しみにしていた。でも、もちろん、路面はグリップという面で大惨事だった。その意味では素晴らしくはなかった」「レース自体から何かを学ぶことができるか? すべてのグランプリで学ぶべきことは常にある。でも、すべてがうまくいかなかったように思えたレースのひとつだった。スピンを喫して、タイヤにフラットスポットを作ってしまったしね」「そして、それ以降、運転できるラインは1つしかなかったので、実際に戦うことも、追い抜くこともできなかった。そして、路面はスリックタイヤを履くには十分に乾いていなかった。正直なところ、もちろん、私たちが望んでいた結果ではないし、苛立たしい一日だった。でも、そういう日もある」「それまでは多くの良い結果が出せたと思う。そして、それは常に幸せな時間だった。それほど完璧にはいかない週末もある。金曜日と土曜日の週末はもちろん良かったけどね」「日曜日に結果が出ることもあれば、様々な理由でうまくいかないこともある」
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