レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、来年アルファロメオでF1デビューが期待されているミック・シューマッハについて、父親であるミハエル・シューマッハと比較するのではなく、彼自身の個性を認識してあげることが重要だと語る。ミック・シューマッハは、F1アイフェルGPのフリー走行1回目にアルファロメオF1から出走してグランプリ週末デビューする予定だったが、悪天候によって走ることができなかった。
だが、決勝後に同レースでミハエル・シューマッハの91勝というF1史上最多勝利数記録に並んだルイス・ハミルトンに父親のヘルメットを贈呈するプレゼンターとして登場し、再び注目を集めた。ミック・シューマッハには常にミハエル・シューマッハとの比較が付きまとうが、同じ2世ドライバーであるマックス・フェルスタッペンは、ミハエル・シューマッハJr.としてではなく、彼自身の個性を認識してあげることが重要だと語る。ミック・シューマッハはF1の次のスターになるかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「難しいけど、ミック・シューマッハはこれまでF2で成功している」と FOCUS にコメント。「彼がF1に転向したとき、すべてが最初からやり直しになる。もちろん、F1は別の問題だ。でも、ミックには才能がある。父譲りだと思う(笑)。もちろん、フェラーリもミックを非常に注意深く見守っているし、今後数年で何が起こるか見てみるつもりだ」「ドライバーとミハエル・シューマッハを比較することは常に困難だ。彼はかなり多くの勝利を収めた。だから、ミックは必ずしも父親と比較されるべきではないと思う」「もちろん彼は彼の息子だけど、最終的には彼はミックでもある。彼は彼自身の個性を持たなければならないし、彼にもそれがある。言ったように、彼には才能があるし、ミックのオーバーテイクはかなり良い感じだ」マックス・フェルスタッペンは、元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンの存在は自分のキャリアに与えた影響を与えたが、それでも自分自身は“独立したドライバー”だと見ている。「父から多くのことを学んだけど、僕は独立したドライバーだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。「彼は僕を大いに助け、最初から私を支えてくれた。僕が小さい頃、彼はゴーカートで僕のエンジンに取り組み、僕のメカニックだった。僕は一緒にイタリアまで車で通っていた。もし、彼に感謝しなければならないとしたら、それはすべてになるだろう」