レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2020年のF1シーズンは難しいスタートとなったが、決してタイトル獲得を諦めたわけではないと主張する。今年、レッドブル・ホンダF1はマックス・フェルスタッペンとともにタイトルを獲得するべく自信をもってシーズンを迎えた。しかし、フェルスタッペンは第1戦オーストリアGPではリタイアにとってノーポイントで終了。レース数が短い今シーズンの厳しいスタートとなった。
そして、第2戦F1シュタイアーマルクGPでは、メルセデスF1とのギャップが浮き彫りとなった。マックス・フェルスタッペンはメルセデスF1と戦うには車体とエンジンの両方が“あまりに遅すぎる”と語っており、チームは開発制限のなかでパフォーマンスを上げていく必要がある。それでもマックス・フェルスタッペンは、タイトル獲得を決して諦めてはいないと語る。「最初の週末にリタイアしたことで、僕たちは自分たちを難しい状況に追い込んでしまった」とマックス・フェルスタッペンは語る。「現在、どんどん多くのレースが確認されているけど、完全なカレンダーではない。だから、本気でチャンピオンシップを競いたければ、当然ながら、今すぐに勝つ必要がある」「僕たちは遅れをとっているけど、やる気になっている。僕は決して諦めない。確かに簡単なことではないだろうけど、もちろん、今のところ希望を捨ててはいない」その精神は第2戦F1シュタイアーマルクGPでも見ることができた。マックス・フェルスタッペンは、メルセデスF1のバルテリ・ボッタスの方が速いことはわかっていながらも、簡単に抜かせるようなことはしなかった。「何にもしないで抜かれることもできたかもしれない。いずれ彼が追いつくことはわかっていたけど、もちろん、彼を簡単に抜かせるようなことはしない」