レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、シーズン再開となるオーストリアGPに持ち込まれるRB16は、当初の開幕戦のために準備していたものとは異なる外観になると語る。7月5日にレッドブル・リンクで開催される2020年シーズンの開幕戦はレッドブル・ホンダF1にとって非常に重要なレースとなる。2月の冬季テスト以降、F1チームは走行を行っておらず、ファクトリーは63日間の閉鎖が義務付けられた。これはF1マシンの開発が相対的に停滞したことを意味する。
それでも、レッドブル・ホンダF1は、オーストリアGPにRB16にアップグレードを投入する。マックス・フェルスタッペンもそれを認める。「全チームがアップデートを投入すると予想している。僕たちのマシンはオーストラリアで走っていたはずのものとは同じではない」とマックス・フェルスタッペンは Sky Sports に語った。マックス・フェルスタッペンは、アップグレードの内容がどのようになるかについて詳しく話さなかったが、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、RB16は2つのアップグレードをスキップすることになると語る。「テストされていないアップグレードがある。我々は2つのレベルをスキップした」とヘルムート・マルコは RTL にコメント。アップデートが加えられるのはRB16のシャシーだけではない。「ホンダF1も開発を継続している」とヘルムート・マルコは語る。「ホンダのF1エンジンは標高が高いほど優れており、彼らは開発を継続している」ヘルムート・マルコは、2020年のF1世界選手権は王者メルセデスとの一騎打ちになると予想している。「すべてが時計仕掛けのように進んでいる。今やらなければならないことは落ち着いていることだ」と F1-Insider.com に語る。「最終的にいくつのレースが行われるかはわからないので、当然ながら、今はすべてのイベントがさらに重要になってくる。ある意味ほぼ全戦がエンドゲームだ」「だからこそ、ワールドチャピオンを獲得するためには信頼性が重要だ。いかなる故障もワールドチャンピンが犠牲になる可能性がある。もちろん、ドライバーのミスも重要になってくる」「我々とメルセデスとの一騎打ちになると予想している。我々の意見では、フェラーリはフロントランナーの間でトップレベルにはいない」
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