レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、4位で終えたF1モナコGPの決勝レースを振り返った。3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、セーフティカーが導入された際のピットストップでバルテリ・ボッタス(メルセデス)を抜いて2番手に浮上。だが、そこでボッタスと接触があり、アンセーフリリースによって5秒加算ペナルティを科せられた。
表彰台を獲得するためには4番手のマシンに5秒以上の差をつける必要のあったマックス・フェルスタッペンは、トップのルイス・ハミルトン((メルセデス)を抜いてそのギャップを築きたいところだが、オーバーテイクがほぼ不可能なモナコでは実現せず。66周にわたってミディアムタイヤに苦しむハミルトンの1秒以内のつけて走行を続けたが、2位でチェッカー。後続との差も広げられず、4位でレースを終えた。「タイムペナルティは残念だったけど、今日はルイスを抜くために全力を尽くした」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「彼の方が軟らかいタイヤで走っていて、タイヤをセーブするためにゆっくり走らなければならないことはわかっていた。ピットストップ後にプッシュしていった。ルイスはそれによって速く走らなければならず、タイアが厳しくなっていた。彼が特定のポイントで苦労して、その瞬間にアタックを開始できることがわかった」「トンネルに入ってアタックを開始するために十分に近づけないことが問題だったし、とにかくプレッシャーをかけつづけようとしていた。彼のフロアの底と僕のフロントウイングがほぼ接触していたけど、それでもここでは捕えることができないい。残り数周でトライしようと考えたけど、お互いに接触してしまった」結果的に5秒加算ペナルティによって4位となったマックス・フェルスタッペンだが、週末をポジティブなフィーリングで振り返る。「僕たちはレース全体で2位に値していたので残念だ。僕たちも本当に速かった。良いレースだったし、僕たちのスピードとパフォーマンスを見れば、良くやったと思う」果敢な走りを見せたマックス・フェルスタッペンは、今季2度目のドライバー・オブ・ザ・デーに選出されている。関連:F1モナコGP 結果 | ルイス・ハミルトンがニキ・ラウダに捧げる勝利
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