マックス・フェルスタッペンは、今週末のF1オーストラリアGPからレッドブル・ホンダに優勝するチャンスがあるとは考えていないと語る。レッドブル・レーシングは、今年からルノーに代えてホンダのF1エンジンを搭載。有望な冬季テストを終えたことで、モータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは“最低でも5勝”は挙げられるとし、マックス・フェルスタッペンにはワールドチャンピオンを争うチャンスがあると主張している。
「ホンダのF1エンジンはどんどんよくなっているし、信頼性も高まっている」とヘルムート・マルコはコメント。「2018年にトロロッソが我々のためにいいベースを築いてくれた。ホンダも休みなく全力を尽くしている」「我々はフェラーリに1周あたりコンマ2秒ほど後れを取っているが、メルセデスよりは上だと思っている」しかし、マックス・フェルスタッペンは「新しいホンダのF1エンジンですぐに勝てるとは思っていない。でも、上位にいる必要はある」とコメント。「テストでのロングランはかなり有望だった。だから、最初から競争力が発揮できることを期待している」「それに、パッケージ全体もいいと思っている。でも、今週末には僕たちが実施にどの位置にいるかが見えてくるだろうし、メルセデスやフェラーリとの差を縮められているかどうかもわかるはずだ」「最も重要なことは、今年僕たちが一貫性を示すことだ。それでF1タイトルを狙うに十分かどうかはわからないけどね」「僕は現実主義者だし楽観主義者でもある。でも、どうなるかはわからない」「他の誰か(ルノー)を悪く言うつもりはないけど、このエンジンは本当に理にかなっている。見た目もとてもいいしね。本当に美しい」