ジャン・エリック・ベルニュは、F1スペインGPの決勝レースで10グリッド降格を科せられることになった。F1スペインGPのフリー走行2回目のセッション終了間際にピットからコースに入ったジャン・エリック・ベルニュの右リアタイヤが外れ、ベルニュはすぐにマシンをコース脇に停車させた。今年、FIAはこのような事故を厳しく取り締まっており、ジャン・エリック・ベルニュに対して予選結果から10グリッド降格させる処分を下し、トロ・ロッソには3万ユーロ(約420万円)の罰金を科した。
スチュワードは声明で「今回の件は重罪であり、スチュワードは安全要求事項に大きく反しているとの見解を持っている」と述べた。「スチュワードは、FIA技術代表に対して2台のトロ・ロッソマシンが引き続き本イベントに参加するにあたり、FIA F1テクニカルレギュレーション第14条7項、および技術指南TD/017-13の整合性が守られていることを技術代表自身が納得できるようにしてほしいと要請する」