ストフェル・バンドーンは、メルセデスのフォーミュラEチームとの最初のテストは彼の将来にとって“非常に重要”なものだったと語る。メルセデスはシーズン6からフォーミュラEに参戦する準備を進めており、現在のHWAは今期末でメルセデスに引き継がれることになる。
元マクラーレンのF1ドライバーを務めるストフェル・バンドーンがHWAからのフォーミュラE参戦を決断したのは、メルセデスのモータースポーツ責任者であるトト・ヴォルフからの電話から始まった。今月、メルセデスは、新車EQ Silver Arrow 01のシェイクダウンを実施。現在、HWAのドライバーを務めるストフェル・バンドーンとゲイリー・パフェット、そして現ベンチュリーのエルアルド・モルタラが参加。15日間のテスト日の2日間を利用して、イタリアのバラーノで527kmを走破した。メルセデスとのテストはフォーミュラEでの長期的な未来のためにどれくらい重要であるかと質問されたストフェル・バンドーンは「もちろん、とても重要だし、僕たちにとって非常に貴重なものだ。今年、僕たちは長期的な計画を立てているからね」と Autosport にコメント。「僕たちは多くの走行を重ね、たくさんの学習曲線を経験した。僕たちが学ぶことのすべてが来年に持ち越される」「トラックに新しいクルマを持っていくことは常にエキサイティングだ。ゼロから作られたものだ。自分がトラックでそれを走らせる最初のドライバーになることは素晴らしいことだった」「今回のテストの目的は、主に走行距離を稼ぐことだったし、僕たちはそれを成功させることができた」「僕たちはたくさんの周回数を走り込んだ。ゼロから始めて、何もないところから生まれたクルマの最初のロールアウトとしては印象的だった。「まだ道のりは長い。まだやるべきことはたくさんあるけど、ポジティブなスタートだった。シーズン6マシンの本当の開発はここから始まる」「僕は明らかにHWAで彼らのドライバーのうちの1人だ。ゲイリー(パフェッド)とエドも同様だ」「当然、そのチームの一員であることは素晴らしいことだ。マニュファクチャラーの参入は重要なことだし、このようなシリーズに参入するために彼らが持っているパワーを目にした。彼らはチームを大きく前進させることができる」「僕の側ではできる限りベストな仕事をしようとしている。彼らを最適な方向に導こうとしている」「今年のスタートで僕たちにとって急な学習曲線だったし、僕たちにはまだ多くのポテンシャルと解決するべき問題があることをわかっている」メルセデスは夏までにドライバーを決定するとみられている。
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