ストフェル・バンドーンは、2018/19シーズンのフォーミュラEにHWAから参戦する決断について、最初にメルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフからアプローチがあったことを明かした。今シーズン限りでマクラーレンのF1シートを失うストフェル・バンドーンは、10月14日(月)にHWAでゲイリー・パフェットのチームメイトとしてシーズン5のフォーミュラEに参戦することが発表された。
ストフェル・バンドーンのマクラーレン放出は9月に発表されていたが、同じ月にメルセデスのモータースポーツ責任者であるトト・ヴォルフからHWAでのフォーミュラE参戦について連絡をもらったと説明した。「9月頃に最初の連絡をもらった。実際にトトから電話があって、彼はHWAのフォーミュラEプロジェクトに興味はあるかと尋ねてきた。それについてあまり考える必要はなかかった」「チームとして、HWAは過去にかなりの実績があるし、ちょうど先週末にはDTMでチャンピオンを獲得している。あそこには才能のなる人々がたくさんいる」「将来の計画はとてもエキサイティングなものだったし、HWAとフォーミュラEに加入するチャンスがあり、将来がどのように展開を知ったときには、実際に2度考える必要はなかった」フォーミュラEは10月16日(火)からバレンシアで公式テストを開始したが、ストフェル・バンドーンはバッテリーの問題によって午後に走行することができず、わずか13周の走行に留まった。初日を19番手タイムで終えることになったストフェル・バンドーンだったが、そのような初期トラブルが発生することは想定内だったと語る。「ここに来る前に2日間クルマに乗っていたし、すでにクルマがどんなものか、どのような挙動をするかは少しはわかっていた」とストフェル・バンドーンはコメント。「もちろん、今日は僕たちにとって少し難しい一日だった。トラブルによって多くの走行を逃してしまったからね。でも、そうなることは常にわかっていたと思う。チームは完全に新しい、片付けていかなければならないことはたくさんある。このテストの目的は、リヤドでの開幕戦で優れたパッケージに仕上げられるようにすべてのオペレーションや手順を正しく行うことだ」
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