フェルナンド・アロンソだけでなく、チームメイトのストフェル・バンドーンも、マクラーレン・ホンダのF1マシンの遅さを嘆いている。多くのオーブザーバーは、フェルナンド・アロンソのF1オーストラリアGP後のコメントが3年目を迎えてもまともに戦えないマクラーレン・ホンダに対して忍耐が限界に達している兆候だと解釈した。
フェルナンド・アロンソは、グリッドで最もF1マシンであるマクラーレン・ホンダで、予選でQ2に進出し、レースでポイント圏内を走れたことを“誇りに思う”と語っている。「楽観的になれるか? 今週末僕たちがやってようなことをまたするのは不可能だと思う。自分だけの力でポイントに到達することはできない」とフェルナンド・アロンソは Movistar にコメント。「通常のサーキットに着いたら、僕たちのポジションはさらに後ろだ。決して良いレースではなかったけど、競争力のないクルマに乗ることは滅多にない。パフォーマンス的に僕たちは最下位だ。僕たちは10番目のチームだ」「予選ラップはかなり良かったけど、通常のトラックで通常のコンディションでは僕たちは最下位か、最後まで2番目だ」このようなアロンソのコメントは、マクラーレンがホンダを切って、メルセデスにエンジンを変更することを検討している噂にプレッシャーをかけているとも解釈されている。それが実現しない場合、フェルナンド・アロンソは、シーズン中に離脱の可能性も噂されている。だが、ルーキーのチームメイトのストフェル・バンドーンでさえ、F1オーストラリアGPでのマクラーレン・ホンダの状況に批判的なコメントをしている。「唯一ポジティブなことはレースを完走できたことだ。正直、期待していなかったからね」とストフェル・バンドーンは La Derniere Heure にコメント。「僕たちは最後まで走ったけど、まったく戦うことができなかった。パワーがかなり足りないし、戦うのは不可能だ。実際、僕たちは別のカテゴリーで走っていた」「僕たちはほぼ最下位だ。僕たちのパッケージは競争的ではない」ストフェル・バンドーンは、いくつかのステージでは、フェルナンド・アロンソよりも速いタイムを記録していた。「僕たちがいる状況でフェルナンドと比較して自分のラップタイムを評価するようなことはしない。特に彼はフィールドで戦っていて、僕はほぼ一人だったからね」フルタイムのF1レーサーとしてのキャリアを開始したストフェル・バンドーンだが、現在のマクラーレン・ホンダの状況に満足していないと語る。「満足はしていない。でも、それは普通のことだ」とストフェル・バンドーンはコメント。「3秒遅れで楽しいわけがない。レースにならないからね」「僕たちは中国とバーレーンに新しいパーツを持ち込む。僕たちは改善を目指している。でも、どれくらいかかるかはわからない。今後のレースも難しいものになるだろう」フェルナンド・アロンソ、マクラーレン・ホンダは“最遅チーム”
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