ストフェル・バンドーンは、マクラーレン・ホンダに対して自分がフェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトンと“同レベルの速さ”を持っていることをすでに証明したと考えている。 マクラーレン・ホンダのリザーブドライバーを務めるストフェル・バンドーンは、昨年のGP2で圧倒的な強さでタイトルを獲得した。
しかし、マクラーレン・ホンダは、2017年にジェンソン・バトンと契約を更新するかどうかを迷っており、ストフェル・バンドーンのF1への道ははっきりしないままとなっている。今年、ストフェル・バンドーンは負傷したフェルナンド・アロンソに代わってF1バーレーンGPに参戦し、力強い走りでデビュー戦で9位入賞を成し遂げた。5月のバルセロナテストに続き、今週のシルバーストンでも最終日のドライブを担当したストフェル・バンドーンは、自分の能力はマクラーレン・ホンダにすでに示していると彼は考えている。 自分のフィードバックはマクラーレン・ホンダのエンジニアたちに評価されていると思うかと質問されたストフェル・バンドーンは「もちろんだ。そうではない理由は見当たらない」とコメント。「僕はF1グランプリでドライブしたし、これでもうF1マシンにかなりの日数を乗った。(アロンソとバトンと)同等のスピードがあることは証明できたと思う」マクラーレン・ホンダが、ジェンソン・バトンについて何らかの決断を下さない限り、ストフェル・バンドーンの将来が決まる可能性は低い。ジェンソン・バトンには、ウィリアムズ復帰のうわさが出ている。過去2シーズンにわたってマクラーレンのドライバーラインアップ決定は遅れがちだった。2015年のドライバーが決まったのは前年の12月で、ケビン・マグヌッセンがシートを失っている。 マクラーレン・ホンダの選択を待つしかないのかと質問されたストフェル・バンドーンは「一番の目標は来年のF1にいることだ。それは変わっていないし、僕はマクラーレンと契約している。できれば来年このチームにいたい。チームやエンジニアたちとは長い時間を過ごしているし、準備は完璧だと思う」 「僕がシートを得るために自分でできることはこれ以上あまりない。このチームでレースができたら最高だ。でも、いつも言っているように何らかの理由でそれが可能ではとしても、他にも選択肢はあるとポジティブに考えている」 ストフェル・バンドーンは、リザーブドライバーの役割の傍ら、日本でスーパーフォーミュラに参戦している。ストフェル・バンドーンは、パドック内には関心を持ってくれているオブザーバーが多くいるはずだと語る 「みんな僕のやっていることに興味を持ってくれていると思う。今年は来年のための準備期間だと考えているし、一番の狙いは来年F1でドライブすることだ」「僕はリザーブドライバーという役割に集中しているけど、平行してレースのプログラムもあるし、急遽クルマに乗らなければいけなくなった時のためにレース感を鈍らせずに、シャープでいるためにとても役立っている」
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