USF1が、ホセ・マリア・ロペスだけでなく、ジェームズ・ロシターとも契約していたとSPEEDtv.comが報じている。ジェームズ・ロシターは、ホセ・マリア・ロペスと同じく800万ドルを持ち込むことを約束し、開幕戦までに支払われる予定となっていたという。しかし、2月初めにロシターのスポンサーがUSF1に対して、F1参戦の準備が順調に進んでおり、十分な資金があることを再確認しようとしたが、USF1はそれを保証することができず、ロシター側は契約を撤回したという。
その数日後、ホセ・マリア・ロペスのマネジメントとUSF1は対立し、チームはバーレーンに出走できないことを認めた。この時点でホセ・マリア・ロペスも契約を解消し、別の別のシートを探すためにヨーロッパに向かったという。F1でのテスト経験があり、合わせて1,600万ドル相当の資金を持ち込む二人のドライバーと契約したにもかかわらず、USF1がマシンを製造できなかったという事実は、USF1の経営ミスをさらに浮き彫りにした。