チームUSF1は、来年F1グリッドに着く努力を進めており、10月末には新車を用意するとみられている。シャーロットにあるUSF1のファクトリーでは、2010年のエントリー承認に続いて作業が進められており、チーム代表のケン・アンダーソンは、新車のデザインがうまく進んでいることを明らかにした。「そのかなり多くは、製造する準備ができている」とケン・アンダーソンは語る。
「コスワース・エンジンの回転数制限が、2,000回転から18,000回転になるかを待っているので、シャシーはロックダンされている」「現在8月にシャシーを作り始める予定だ。9月後半にボディワークなどがない状態で走らせ、10月にボディーワークが加わる予定だ」ケン・アンダーソンは、2010年のエントリーが承認されたことで、必要な機会の注文を進めることができたと語り、現在は採用募集を進めているという。「数週間までに承認されたばかりだし、500万ドルの機会を注文する配慮はなかった」「現在20名のスタッフがいるが、8月には20〜30名を採用しはじめるつもりだ。機械を動かすのに必要な人間であり、機械がくるまで彼らの居場所はない」チームUSF1は、ここ数週間で、YouTubeの共同創設者であり、現在の最高経営責任者であるチャド・ハーリーから資金を確保したことを発表するとみられている。またUSF1は、ヨーロッパの拠点としてスペインのアラゴンにあるサーキットを使用する契約が間近だとされている。「そうなりそうだね」とケン・アンダーソンは語る。「サインや捺印はされていない。我々はそことポール・リカルドを評価している」「アラゴンの設備は素晴らしいし、そこの人間は非常に素晴らしく、有能だウインターテストには最適な場所だし、そこかポール・リカルドでドライバーを形成したいし、常に走行させたい」