元F1ドライバーのヤルノ・トゥルーリは、7年前に自分がF1を去って以降のF1の変化に危機感を募らせている。F1で250戦以上を戦ったヤルノ・トゥルーリ(44歳)は「F1はどうなった?」とイタリア人ジャーナリストのレオ・トゥリーニのブログで語った。「シンガポールでポールタイムよりドライバーが10~12秒遅かったことに気付いたか? 不合理だし、馬鹿げている」
「キミ、フェルナンド、ルイス、セブのようなドライバーの落胆は想像できる。彼らは本当のF1がどういうものだったかを知っているからね」「あの頃のF1はスタートからフィニッシュまでプッシュしていた。でも、今は燃費、タイヤなどに気を配らなければならない。すぐに介入しなければ、F1の歪みは取り返しのつかないものになる危険がある」「僕はこの世界を愛しているので本当に遺憾だ。僕の人生の大部分を占めていたことだからね。本当に残念だ」それでも、ヤルノ・トゥルーリは、今シーズンのルイス・ハミルトンに本当に感銘を受けていると語る。「彼はずっと強かったが、彼にとってうまくいかにこともあった。でも、今年の彼にはミスがない。申し訳ないけど、彼はベッテルよりも優れているね」とヤルノ・トゥルーリはコメント。「フェラーリにとって夢はまた消えかけている」
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