ヤルノ・トゥルーリは、10月のF1日本GPの放射能リスクについて何を信じるべきかわからないと思っていることを認めた。バレンティーノ・ロッシを始めとするMotoGPライダーの何名かは、東日本大震災による福島原子力発電所の放射能汚染を懸念し、日本を旅立つことに難色を示している。
だが、鈴鹿サーキットは健康リスクはないと主張しており、F1最高権威バーニー・エクレストンもレースが「通常通り行われる」ように賛同を求めている。「この(日本に関する)質問に答える前に僕たちは誰が真実を言っているのか問うべきだ」とヤルノ・トゥルーリは Eurosport にコメント。「専門家は危険はないことを保証しているけど、誰が正確にわかっている? 僕たちは自分しか信じられない世界に生きているので難しいね」だがヤルノ・トゥルーリを含め、7日(水)に開催されたFOTAファンフォーラムに出席した、ニコ・ロズベルグ、ステファノ・ドメニカリ、ポール・ヘンベリー、ザウバーとトロ・ロッソのエンジニアはF1が日本へ行くべきだと主張した。ニコ・ロズベルグは、GPDAが独自に調査し、鈴鹿の周辺地域は安全だと確認されたことを明らかにした。