トヨタの2017年WRC参戦にむけた新型ヤリスWRCのフィンランドでのテスト走行画像が公開された。ユホ・ハンニネンとToyota Gazoo Racingのチームプリンシパルを務めるトミ・マキネンは、フィンランド中部のチーム拠点の近くで最初のテストカーでの走行を続けている。トミ・マキネンによると、先週、クルマは再び準備され、今後、テストはほぼストップすることなく続けられるという。
「テストには非常に満足している」とトミ・マキネンはコメント。「全てが非常にいい感じだ」「現在、テストはまさにノンストップで行われている」「我々は出来る限り多くのデータを集めており、クルマのあらゆる面、そしてどのように走っているかを調べている。クルマの異なるエリアや反応の仕方、温度はどうかなどを調べている」フィンランドでの1週間半の後、2台目のテストカーがより多くのグラベル走行走行のためにヨーロッパ南部へ送られており、アスファルト使用で走る3台目のヤリスWRCも完成に近づいているとう。トミ・マキネンは、チーム拠点の近くでクルマを走らせる理由について「我々は異なることを試すためにクルマに多くの変更を施している」と説明。「そういうわけで、我々はフィンランドに長く留まっている。このあたりには常にとても良い道があるし、改良の必要があれば、ファクトリーでフレキシブルに対応し、翌日には再びテストに戻っている」トヨタは、すでに1000マイル以上のテスト走行を実施しており、トミ・マキネンはチームがすでにパフォーマンス強化に目を向けていると認める。「クルマには、かなり多くの小さなものやセットアップの方法がある。だが、我々はパフォーマンスにも目を向けている」「現時点では全てのエリアの最適なバランスを探しているが、すでに本当に良い情報が得られている」
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