トヨタは、2019年末までFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦することを決定した。トヨタは、WECプログラムを2017年末までしか公式には発表しておらず、昨年11月にLMP1規約凍結された後には、今後のレギュレーションでハイブリッド技術の範囲が縮小させることになった場合にはWECから撤退する可能性も示唆していた。
トヨタのWECチームのチームディレクターを務めるロブ・ルーペンは、現在の規約が2019年まで安定されることが参戦継続の決め手になったと述べた。「我々は少なくとも2019年まで参戦する」とロブ・ルーペンは Fox Sport にコメント。「規約の安定性の確定が2019年まで継続する助けになった」「新しいレギュレーションが議論された際には、我々は常にそれをレビューしている。通常、レギュレーションが変更されたときは、それプログラムに合うかどうかを調査しなければならない」「我々にとって、モータースポーツ内に市販車と関連性があることが重要だ。それがトヨタ自動車の仕事の仕方でもある。我々はトヨタ自動車のために多くのプロトタイプの作業をしている。我々はWECから情報を得て、それをトヨタ自動車にフィードバックしている」このニュースは、現在、最高峰クラスの参戦がトヨタとポルシェだけとなったWECにとって大きな後押しとなった。ポルシェは少なくとも2018年まではWECのLMP1クラスに参戦することを確認している。だが、ロブ・ルーペン は新しいLMP1規約が導入される2020年にWECプログラムを継続するべきかどうかはまだ決定していないと述べた。「2020年に完全に異なる規約となった場合、我々にとって興味のないものになるかもしれない。類似した状況であるならば、我々は非常に興味を持つかもしれない」とロブ・ルーペンはコメント。「最終的にはTMGが決定することではない。トヨタ自動車が決定することだ。我々は彼らの会社のモータースポーツ計画に適合していなければならない」「一番の問題は市販車との関連性だ。我々はWECとル・マンでトヨタのテクノロジーを示したいと思っている。現在の環境では我々はそれをすることができる」「パワートレイン、ハイブリッドの開発を維持できることが重要だ・・・そうである限りは問題ない」
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