トヨタは、ル・マン24時間で紛らわしい行動によって間接的に7号車のリタイアの原因となったLMP2ドライバーのヴィンセント・キャピレーから謝罪があったことを明かした。小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ステファン・サラザンのトヨタ #7号車は、史上最速のコースレコードでポールポジションを獲得し、最大目標であった初勝利へと大きな期待と共にスタートから10時間にわたってレースをリードした。
そして、レースが8時間に達しようとする直前、セーフティカー走行中にマイク・コンウェイから小林可夢偉にドライバーチェンジを実施。小林可夢偉は、セーフティカーの後ろで隊列が整い、ピットレーン出口の赤信号が変わるのを最前列で待っていた。その際、小林可夢偉は、マーシャルがピットを離れるように命じていると勘違いしてクルマを発進させようとし、チームが無線でストップさせるという事態が数回起こった。それがクラッチを過熱させレース再開時のリタイアに導いた可能性があるという。だが、小林可夢偉がマーシャルだと勘違いしたのはLMP2ドライバーのヴィンセント・キャピレーだった。ヘルメットをかぶり、オレンジ色のレーシングスーツを着用したヴィンセント・キャピレーは、小林可夢偉を激励したいと思いで、マシンの前で親指を立てた。22日(木)、トヨタはヴィンセント・キャピレーから彼の行動に対して謝罪があったことを声明で明かした。「Toyota Gazoo Racingは、ル・マン24時間での行動に関してヴィンセント・キャピレーから謝罪を受けた」「我々は彼の謝罪を完全に受け入れ、彼のジェスチャーが決して7号車にネガティブな影響を引き起こすことが目的ではなかったことに同意する」「我々はヴィンセントと良い関係のままであり、この件はもう終わったと考えている」 F1-Gate.comさん(@f1gate)がシェアした投稿 - 2017 6月 21 4:59午後 PDT
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