トヨタは、F1イギリスGPの予選で、ヤルノ・トゥルーリが4番手、ティモ・グロックが8番手だった。ヤルノ・トゥルーリ (4番手)「予選ではとても良い走りができたので、結果は喜ばしいし、クルマにも満足だ。今回のレースに合わせ、パフォーマンスを上げる為に、いくつか空力パーツをアップデートした。燃料を少なめに積んだ予選時での、一番速いクルマとの差は極めて小さく、これは良い徴候だ。1回目のフリー走行から、クルマは速く、競争力があり、今週チームは、素晴らしい仕事をしている。これが、昨日から、ずっと続いている。予選...
ティモ・グロック (8番手)「今日予選の結果はとても良かった。昨日のフリー走行が終わった時には、こんな順位が獲得できるとは思わなかったので、トップ8の中に入れて満足。クルマに若干苦労し、ヤルノと同じようなラップタイムが刻めなかった。問題はタイヤが十分温まらなかったこと。そのため、時々、グリップ不足になった。手放しでハッピーとはいかないが、今日はまずまずの順位だったので、明日はポイント獲得を目指す」パスカル・バセロン (シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー)「全体的に、今日のフリー走行と予選は上手く行き、明日のレースでは大きなチャンスがある。フロントローではないが、期待が持てるポジションを獲得できた。また、トップチームとの差についても、昨日のフリー走行終了後の予想より、遥かに近づけたことは満足だ。私たちは強い戦略とレースを楽観視できる理由があるので、明日がとても楽しみだ。1周のペースとタイヤのタレを考えると、ここでのタイヤの状況は普通だから、それほど様々な戦略は考えられない。また、イギリスGPに投入したアップデートパーツについても満足だ。このために一生懸命頑張ってくれたケルンのファクトリーにいるスタッフに感謝したい」新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)「ヤルノの予選は、午前のフリー走行より好調で、セカンドローを獲得できた。また、テイモも高速コーナーでのアンダーステアに苦しみながらも、最終予選に進出してくれ、ポイント圏内の8番グリッドを確保できた。昨日にも増して、気温、路面温度が低かったが、昨日の結果を活かしたセットアップを行った結果、2人のドライバーとも車のバランスには満足しており、TF109の特性を十分に引き出してくれており、明日レースへの手ごたえを強く感じている。2人揃ってのポイント獲得、そして表彰台を目指して、チーム一丸で戦う」関連:F1イギリスGP 予選:ベッテルがポール、中嶋一貴が5番手
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