国本雄資が、2017年のル・マン24時間レースでトヨタの3台目のTS050ハイブリッドを走らせると報じられている。トヨタは第2戦スパ、第3戦ル・マンには3台体制で参戦するが、現時点で3台目の9号車のドライバーは、昨年までレギュラードライバーを務めたステファン・サラザンを起用することしか発表されていない。
スーパーフォーミュラの2016年チャンピオンである国本雄資は、今年、同じくル・マン3台目を走らせるとされる平川亮とともにTS050ハイブリッドをスペインで2度テストしている。Autosport は、トヨタが先週のテストを国本雄資をラインナップに加えるかどうかを決定する最終評価の場として使ったと報道。国本雄資は、トヨタのドライバーである中嶋一貴、小林可夢偉、今年ポルシェに移籍したアンドレ・ロッテラーを破って2016年のスーパーフォーミュラでチャンピオンを獲得しており、SUPER GTでもレスサスで優勝を飾っている。国本雄資は、2017年もスーパーフォーミュラとSUPER GTの両方に参戦するが、WECのスパ・フランコルシャン6時間レースは、SUPER GTの第3戦オートポリスと日程が重なっている。