トヨタは、F1中国GP初日のフリー走行で、ヤルノ・トゥルーリが4番手、ティモ・グロックが11番手だった。ヤルノ・トゥルーリ公式練習1回目 18番手 1分38秒219公式練習2回目 4番手 1分36秒159「今日は、実りある良い一日だった。大体のところ、クルマの調子は良い感じだよ。機械系と空力系両方に関するテストを行い、セットアップとバランスに関して進歩を遂げることができた。異なるタイヤコンパウンドの挙動を調べるために、何本かのロングランも行った。今日はすべてが順調に進んだから、ハッピーだよ。後は、残りの2レースで出来...
ティモ・グロック公式練習1回目 16番手 1分37秒664公式練習2回目 11番手 1分36秒615「今日はクルマがドライビングしづらくて、両セッション共にやりにくかったよ。セットアップに関して、適切な方向性をまだ見つけられていないんだ。それに、適切なバランスを見つけるのにかなり手こずっているよ。けれど、今日集めたデータを基に作業に励んで、明日には改善できるように頑張るよ。ここのサーキットは2004年にジョーダンでレースをしたときから知っている。ここのファンの応援には感銘を受けているよ。今はとにかく、良い結果を目指すしかないね。」ディーター・ガス レース&テスト チーフエンジニア「全体的に見て、今日のセッションには満足している。今日は、良いパフォーマンスができた先週の富士と非常に似た金曜日となった。公式練習1回目では、両車ともに基本作業を行った。そのおかげで、公式練習2回目と残りの週末に向けたセットアップは順調だ。路面は良くなっていったが、いつもの上海ほどではなかった。今日は、タイヤに関する多くのデータを集めることができた。目立った問題もなく、クルマのパフォーマンスは、明らかに良い状態にある。ティモはクルマのバランスがうまくとれず、ヤルノよりも若干手こずっていたが、明日には改善できる自信がある。今は、週末に向けて集中し、富士のレースでのパフォーマンスを更に向上させるために努力する。」新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター「上海での中国GP初日は、まずは順調にプログラムを進めることが出来た。午前は主にエアロのバランスのチェック、午後はタイヤの評価を中心に行った。午前のセッションでは、埃が多い、グリーンなトラックでハンドリングのバランスを取るのに苦しんだが、路面が良くなっていくのと共に、バランスの改善も進めることが出来た。まだやることはたくさんあるが、様々な可能性を考え、残る2戦も全力で予選、レースを戦い、いい結果を出したい。」