トロ・ロッソは、フィルミングデーを利用してミサノで2017年F1マシン『STR12』のシェイクダウンを実施したが、わずか6周でルノーの新型F1パワーユニットのERSが故障。走行を続けることができなかったと F1Today.net が報じた。昨年は1年落ちのフェラーリ製パワーユニットで苦戦を強いられたトロ・ロッソだが、今年は姉妹チームのレッドブルと同じルノー製の最新パワーユニットを搭載する。
ルノーは、2017年シーズンにむけてパワーユニットを新設計。ルノーのエンジン責任者を務めるレミ・タフィンは、新型パワーユニットが以前のスペックと95%が異なると述べている。また、ルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、新型パワーユニットに1周あたり0.3秒の改善を見込んでいるが、最初の焦点は信頼性だと述べていた。ところが、トロ・ロッソ STR12に搭載されたルノーの新型パワーユニットは、フィルミングデーの100kmにも到達することができなかった。だが、フィルミングデーで予定していた撮影は無事に終了したという。トロ・ロッソの広報担当はこの件について「申し訳ないですが、フィルミングデーの状況をお話しすることはできません」と述べた。トロ・ロッソはSTR12を2月26日(日)に発表。噂ではエンジンネームスポンサーと契約し、カラーリングが変更させるとされている。📻 "Okay, let’s go!” @carlosainz and @Dany_Kvyat have had some #STR12 fun... 😉👍🏼 pic.twitter.com/9zfxKG8rFA— Toro Rosso (@ToroRossoSpy) 2017年2月23日
全文を読む