トロロッソ・ホンダは、F1カナダGPの予選で、ダニール・クビアトが12番手、アレクサンダー・アルボンが13番手だった。ダニール・クビアト(12番手)「土曜日はチームにとって堅実なセッションになったと思うし、僕も自分の走行には満足しているので、この結果はそこまで悪いものだとは思っていない。昨日よりマシンは改善されたし、トップ10に入れればよかったけど、余裕を持ってトップ10に入るためにはあとコンマ数秒が足りていなかったと思う」
「なにかが足りておらず、あともう一歩のペースを掴むことができなかったので、Q3に向けた争いは(最後まで走りきれていたら)非常に僅差になっていたはずだ。明日のレースは長い一戦となるので今日の予選の結果が悪いとは捉えていない。決勝に向けて多くのオプションを準備し、最善を尽くして明日を迎えたいと思う」アレクサンダー・アルボン(13番手)「今日はQ3進出に非常に近いところにいたと思う。昨日のパフォーマンスを考えるとこのポジションにいることは予想できなかったけど、昨晩の作業で多くの改善を行ったため、今日は争いの中に入っていけた。マシン計量の際にタイヤのボルトを締め直した後に2回目の走行に出なくてはならなかったので、自分たちのタイミングで始められることができず残念だった。クリーンラップを取れなかったことは悔しかったが、面白いサーキットではあるし、決勝でベストが尽くせるよう気を取り直して明日を迎えたいと思う」 ジョディ・エジンドン(テクニカルディレクター)「チャレンジングだった金曜日に続き、スタッフたちはクルマを必要な作動ウインドウに入れるために何が必要かを理解するためにやるべき仕事がたくさんあった。FP3でのパフォーマンスは我々は正しい方向に進んでいることを示していた。その傾向は予選でも続き、2台のクルマが何も問題なくQ1を突破した。残念ながら、Q2で同じステップを踏むことはできず、非常にタイトなセッションでQ3進出を逃してしまった。データを分析し、今後どのように改善できるかを理解する必要がある。それとは対照的に2台のクルマが自由にタイヤを選択できることでレースに向けてより多くの戦略オプションを提供してくれるはずだ。明日に関して、このレースではいくつか興味深い変数を提供できることは我々全員が知っており、非常に接戦になるであろうミッドフィールドのバトルを楽しみにしている」
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