トロロッソ・ホンダは、F1イギリスGPにフェラーリ型の“空洞ミラー”を投入。ピエール・ガスリーがテストを実施した。激しい中団バトルを戦うトロロッソ・ホンダは、STR13を改善するべくプッシュしており、前戦F1オーストリアGPで新たな空力パッケージを投入している。今回の新型ミラーの投入は、トロロッソ・ホンダが開発バトルにおいてあらゆる手を尽くしていくことを示すものとなっている。
前戦F1オーストリアGPではブレンドン・ハートレーが新パーツをテストしていたが、F1イギリスGPではピエール・ガスリーのマシンに空洞ミラーが搭載されてテストが実施された。効果が検証されれば、明日以降にも継続して使用されるとみられている。通常、F1カーでは、ミラーはパフォーマンスを向上させるよりも、ドラッグの原因となったり、気流に干渉するパーツとなっている。だが、このコンセプトは、ミラーを空洞にして気流を通すことで、サイドポッドに特定の場所に空気を送り、マシン後方の気流を向上させることを狙っている。フェラーリは、今シーズンの開幕時からSF71Hに空洞ミラーを採用しておえり、F1スペインGP以降にミラーの搭載位置をヘイローに移動してからもこのコンセプトを継続している。関連:F1イギリスGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
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