ゲルハルト・ベルガーは、レッドブルがトロ・ロッソを売却したがっているので、トロ・ロッソのプロジェクトを断念したという報道を認めた。レッドブルは今週、ゲルハルト・ベルガーが所有するトロ・ロッソの50%株式を買い戻したこと発表した。ベルガーは「ディディ(マテシッツ)が、レギュレーションが変わるのでチームを売りたいと言った」ので、手を引くことを考え始めたと語った。
「トロ・ロッソの運営を喜んで続けるつもりだった。しかし、一人では資金を調達することができなかった」ベルガーは、レッドブルの支援がなければ、トロ・ロッソは他のチームと戦うより、むしろ生き残りのための日々を送ったミナルディ時代に戻るだろうと語る。「もはや次の段階に進めるような状況ではない。存在するためだけにF1にいるのは私のスタイルではない」トロ・ロッソは、2005年にレッドブルがミナルディを買収して設立されたチーム。2006年には、ゲルハルト・ベルガーが株式の50%を取得して、共同オーナーに就任。レッドブルが財政面の責任を担い、ベルガーがチームの技術部門について集中して取り組んできた。