テオ・プルシェールは、FIA フォーミュラ2選手権で参戦3年目にタイトルを獲得したが、2024年のレースプロジェクトがまだ決まっていないことを認めている。20歳のフランス人ドライバーはザウバーのリザーブドライバーを務めてきたが、F2での冒険は確実に終りを迎えたにも関わ図、F1ではレースシートは提供されていない。
「周りの人々はが今、先の計画を立てている」とプルシェーレはアブダビでRMC Sportに語った。2024年について問われると、「まだアルファロメオのリザーブドライバーを務めることになる」とプルシェールは語った。「それは良いことだけど、僕にとってはそれだけでは十分ではないとすでに彼らに伝えている」「レースがしたいんだ。僕はまだ若いし、このスポーツでもっと上を目指せる力があることもわかっている。F1で1年間、シミュレーターと数回のテストをこなすだけでは十分ではないんだ」F2にもう1シーズン参戦することは問題外であり、プルシェールのようなドライバーは基本的にFIA世界耐久選手権(WEC)か日本のスーパーフォーミュラ、あるいはインディカーに限られている。「出場できるチャンピオンシップはあるし、いま話し合っているところだ」とプルシェールは認める。「耐久選手権はとてもいいチャンピオンシップだけど、僕にとってはF1に近づくためのものではない。2025年にF1に行くための準備をしたいんだ。自分には能力があるし、チャンスに値すると思うからね」「スーパーフォーミュラはマシンがとても速く、レベルも高いからいい選手権だと思う。でも、あまり報道されていない。僕にとって一番重要なのは、F1チームが見ていることなんだ」「インディカーはもっと宣伝されているけど、ちょっと違う。チャンス次第でどうなるかわからない。スーパーフォーミュラのカレンダーは、サードF1ドライバーのカレンダーと非常によく合っている。僕にとって良い妥協点だと思うけど、もしそこに行くなら、忘れられないように良いチームで競争したい」プルシェールは、最近の若いドライバーにとってF1への道のりの一部は忍耐を学ぶことだと認めた。「それはとても重要なことだ」とプルシェールは微笑んだ。「僕はF1に近づいているし、それは最も習得できていないものの1つだと思う」「いつかチャンスが来るのはわかっているけど、もちろん去年にそのチャンスが来てほしかった。今年はまだ達成できていないけど、自分を信じている。我慢しなければならない」
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