エイドリアン・スーティルは、1年間F1から離れた後の復帰戦でレースをリードできたのは驚きだったと述べた。ミディアムタイヤでレースをスタートしたエイドリアン・スーティルは、上位勢がピットインした後、トップを走行。コースに戻ったセバスチャン・ベッテルからプレッシャーを受けたが、自分のピットストップまで順位を守った。
最終的にエイドリアン・スーティルは7位でレースをフィニッシュした。「期待していなかったけど、良い結果を出すために僕は戻ってきたし、すぐにあの位置を走れたのは素晴らしい気分だった」ろエイドリアン・スーティルはコメント。「ただ集中しつづけて、チャンスを利用しようとしていた。上位を争えたことには驚いたよ」「1回目のピットストップ後にもトップに戻れたシ、ペースは本当に良かった。ベッテルは、後ろに近づき過ぎてタイヤを壊してしまったのかもしれない。でも、ペースは良かったし、それを確認できたのは素晴らしいことだった」「僕は逆の戦略を採っていたので、最終スティントでいくつか順位を失うことはわかっていたけど、それでも、かなりの時間トップを走って、開幕戦で7位になったことは、どんなことでも可能だということを示したと思う。決して諦めてはいけないし、どんなことも可能だと常に信じるべきだというサインだ」エイドリアン・スーティルは、トップを走っていることに気付いたときは、感情を抑えなければならなかったが、2回目のF1キャリアでの新しい思考法のおかげで準備はできていたと述べた。「オンボードにP1と表示されているのを見るのは嬉しかったね。でも、スポーツでは感情をコントロールし続けることが非常に重要だ。レースをして成功したいときは、感情に左右されてはいけない」「今はそれがかなり上手になったと思う。素晴らしい一日だったし、嬉しかったけど、このポジションでいい気分だというわけではない」「スポーツに戻ったとき、うまくやれないなら戻らないと思っていた。このようなポジションのために自分の心をプログラムしていた。今日だけかもしれないのはわかっているけど、再び訪れるかもしれないし、上位を走りたい」エイドリアン・スーティルは、今はより結果に飢えていると語る。「僕たちは十分にポイントを争える強さがあることを示したし、常に初表彰台を目指している。ずっとそれを実現することを望んできた」「いつ実現するにしても、今年のために良い目標として準備しておきたい。そうなるかはわからないけど、そのためにプッシュするつもりだ」関連:フォース・インディア:復帰のスーティルが7位 (F1オーストラリアGP)