SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000kmの決勝が27日(日)、鈴鹿サーキットで行われた。鈴鹿1000kmは、1966年に第一回目が開催されて以来、単独のレースイベントとしては日本で最も長い歴史を持つこのレース、SUPER GTのシリーズ戦として、また1000kmとしては今大会で最後ということとなる。
SUPER GT恒例の“夏の3連戦”の締めとなる鈴鹿1000kmは、レース距離が長いということで、優勝で25ポイント(通常は20ポイント)が与えられるなど、他のラウンドよりもポイントが多く与えられる。第3ドライバーとして、ジェンソン・バトン(No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT)、小林可夢偉(No.19 WedsSport ADVAN LC500)といった選手がスポット参戦しており、シリーズの中でも特に注目を浴びる一戦となっている。鈴鹿の天候は快晴。気温33℃、路面温度50度というコンディションで1000kmのレースのスタートは切られた。レースは残り30周を切った時点で首位を走行していた#17号車 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)がタイヤバーストにより戦線離脱、残り1周でトップ5を争っていた#1号車 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/平手晃平)するなど苛酷な展開。2度のセーフティカーが入り、制限時間内に全周回を走ることができずにレースは終了した。最後の鈴鹿1000kmを制したのは#64号車 Epson NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)。NAKAJIMA RACINGにとって2007年の最終戦富士以来となる10年ぶりの優勝。2位には#23号車 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、3位には#100号車 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/伊沢拓也)が続いた。小林可夢偉が第3ドライバーを務めた#19号車 WedsSport ADVAN LC500は4位、ジェンソン・バトンが第3ドライバーを務めた16号車 MOTUL MUGEN NSX-GTは12位でレースを終えた。GT300クラスは、#65号車 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥)が優勝した。SUPER GT 2017年 第6戦 鈴鹿1000km 結果:GT500順位No.車名ドライバータイヤ164Epson NSX-GTベルトラン・バゲット松浦孝亮DL223MOTUL AUTECH GT-R松田次生ロニー・クインタレッリMI3100RAYBRIG NSX-GT山本尚貴伊沢拓也BS419WedsSport ADVAN LC500関口雄飛国本雄資小林可夢偉YH524フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R佐々木大樹ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラYH637KeePer TOM'S LC500平川亮ニック・キャシディBS76WAKO'S 4CR LC500大嶋和也アンドレア・カルダレッリBS88ARTA NSX-GT野尻智紀小林崇志BS936au TOM'S LC500中嶋一貴ジェームス・ロシターBS1038ZENT CERUMO LC500立川祐路石浦宏明BS1112カルソニック IMPUL GT-R安田裕信ヤン・マーデンボローBS1216MOTUL MUGEN NSX-GT武藤英紀中嶋大祐ジェンソン・バトンYH131DENSO KOBELCO SARD LC500ヘイキ・コバライネン平手晃平BS1446S Road CRAFTSPORTS GT-R本山哲千代勝正MI1517KEIHIN NSX-GT塚越広大小暮 卓史BS
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