ホンダアクセスは、2016 年シーズンまでSUPER GT GT500クラスのNSX Concept-GTでパートナーシップを結んでいた有限会社ドラゴ(代表取締役:道上龍)と共に、2018年SUPER GTのGT300クラスに「Modulo Drago CORSE(モデューロ・ドラゴ・コルセ)」として参戦することを発表した。ホンダアクセスは車体技術者などが全戦に渡りチームに帯同。
極限の環境下における空力特性やシャシーセッティング技術の蓄積、ドライビング評価のノウハウ確立などを通して、次世代Modulo製品へのフィードバックや人材育成強化の一環としてSUPER GTシリーズ GT300クラスに取り組んでいく。2017年度FIA 世界ツーリングカー選手権((WTCC)第9戦マカオで日本人初の表彰台を獲得した道上龍は、2018年シーズンからは「Modulo Drago CORSE」チーム代表兼ドライバーとして新たなチャレンジとなりる。また「Modulo Drago CORSE」は、SUPER GTシリーズのみならず、2018年8月下旬に予定されている「サマーエンデュランス鈴鹿10 時間耐久レース」への参戦も視野に入れた取組みを行っていく。2018 年SUPER GT シリーズGT300 クラス<Modulo Drago CORSE(モデューロ・ドラゴ・コルセ)>■マシン Modulo NSX GT3(仮称)■CAR No. 34■監督 JUNG YOUNG HOON(チョン・ヨンフン)■ドライバー 道上 龍/大津 弘樹道上龍 (Modulo Drago CORSE 代表)「ホンダアクセスさんとは2015~2016 年にSUPER GT シリーズを一緒に戦いましたが、再びパートナーシップを組み2018 年からGT300 クラスをHonda の新しいNSX GT3 で一緒に参戦出来ることになり、とても嬉しく思います。チーム代表兼ドライバーとして新たな挑戦となりますが、Modulo やチームを支援していただくすべての皆さまのために、自分の持てる経験と知識そして情熱を注いでいきたいと思っています。応援よろしくお願いします。」大津弘樹 (Modulo Drago CORSE ドライバー)「今回、チャンスを与えられた喜びと、それ以上に大きなプレッシャーを感じているのが正直なところです。2018 年シーズンでは自分自身で初めての“ハコ車”となるNSX GT3 をドライブすることになりました。一緒に乗ることになった道上さんから多くのことを吸収し、力を合わせて、ファンの皆さまや支援いただいている多くの方々の期待に応えられるようがんばります。」松居祥二 (ホンダアクセス代表取締役社長)「ホンダのカスタマイズブランド「Modulo」やコンプリートカーブランド「Modulo X」を展開するホンダアクセスとして、このブランドを冠して、今シーズンのSUPER GT GT300 クラスにNSX GT3 で参戦することに大きな期待と緊張を感じています。自動車並びに自動車用品事業は大変厳しい経営環境と認識しています。しかしそういう中であるからこそ、Modulo ブランドのさらなる強化、次世代に向けた技術深化や人材育成に対して真摯な取組みが不可欠と考え、それらを具現化する手段としてSUPER GT300 クラスに取り組むこととしました。私たちの活動が、少しでも多くのファンの皆さまの喜びと、Modulo に対する理解と共感につながっていただければと思います。」
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