2024年 スーパーGT第4戦の予選が6月1日(土)に富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはNo.8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(野尻智紀 / 松下信治)が合算でベストタイムを記録してポールポジションを獲得。2番手にはNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴 / 牧野任祐)、3番手にはNo.64 Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也 / 大草りき)が続いた。
GT300クラスは、No.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥 / 篠原拓朗 / 黒澤治樹)がポールポジション。2番手はNo.87 METALIVE S Lamborghini GT3(松浦孝亮 / 坂口夏月)、3番手にはNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝 / 片岡龍也)が続いた。2024年第4戦の公式予選は、気温33度という真夏の厳しい天候の中で行われた。直前に行われたレースのトラブル対応で予選の開始が5分遅れ、GT300クラスでは予選手順が変わったが、GT500クラスは従来通りのタイム合算方式で行われた。予選Q1ではNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(牧野任祐)が1分28秒026でトップ。続いてNo.64 Modulo CIVIC TYPE R-GT(大草りき)、No.8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT No.8(松下信治)とHonda CIVIC TYPE R-GTがトップ3を独占した。予選Q2では8号車の野尻智紀が1分28秒135でトップとなるが、2、3番手はNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹)とNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住仁嶺)でTOYOTA GR Supra GT500勢が巻き返した。しかしQ1とQ2のタイム合算では8号車が2分56秒359でトップとなり、今季初のポールポジションを決めた。また予選総合2、3位も100号車と64号車となり、CIVIC TYPE R-GTが上位を占めてみせた。これに続いたのはTOYOTA GR Supra GT500勢トップの38号車で、Nissan Z NISMO GT500最上位はNo.12 MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)の6位だった。GT300クラスのQ1は前戦のチームランキングによりA/Bの2組に分けられ、A組ではNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山内英輝)が、B組はNo.777 D'station Vantage GT3(藤井誠暢)がトップとなった。なお予選前のサポートレースでオイル漏れがあって路面状態が悪化したため、GT300クラスは雨天時と同じ方式となる。Q2はQ1各組の上位8台によるグループ1の計16台が総合の1~16位を、各組の9位以下のグループ2が総合の17位以下をこのQ2のタイムで決めた。そしてNo.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗/黒澤治樹)の蒲生がQ2グループ1でトップタイムを出し、ポールポジションを獲得した。なお予選を走行しなかった黒澤にはポイントは授与されなかった。GT500クラスNo.8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT野尻智紀「今回はなんとしてもポールポジションからレースをスタートしたいと思っていて、何とか形に出来たので嬉しいです。(Honda同士の競争でしたが)それが分かっていれば、(決勝スタートで使う)タイヤを使わなくて(温存)できたかなと思いますが、連続アタックをしてしまうほど(8号車は)良いクルマに仕上がっていました」松下信治「僕はSUPER GT初のポールポジションですが、野尻選手に感謝です。これまでもCIVICは良かったのですが、コースアウトするなど僕らの流れが悪かったので。今回は予選1位からスタートできますので、必ず(CIVIC初の)優勝を持ち帰りたいと思います」GT300クラスNo.65 LEON PYRAMID AMG蒲生尚弥「Q1での篠原選手の走りとデータを見て、良い部分を聞けたので獲れたポールポジションです。サクセスウェイト(42kg)は重かったですが、クルマの調子とブリヂストンタイヤのパフォーマンスも素晴らしかったので、僕はQ2でそれを出し切って走るだけでした」篠原拓朗「2回目ですが開幕戦同様に、蒲生選手のお陰でしかないです。感謝です。担当したQ1は思いほかタイムが伸びなかったのですが、路面温度が高かったのかライバルもタイムが良くなかったので(2位に入れた)。なんにせよ蒲生選手のお陰です」GT500クラス1. No.8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(1分28秒244 / 1分28秒135 / 2分56秒359)2. No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(1分28秒026 / 1分28秒651 / 2分56秒677)3. No.64 Modulo CIVIC TYPE R-GT(1分28秒133 / 1分28秒572 / 2分56秒705)4. No.38 KeePer CERUMO GR Supra(1分28秒470 / 1分28秒529 / 2分56秒999)5. No.17 Astemo CIVIC TYPE R-GT(1分28秒387 / 1分28秒703 / 2分57秒090)6. No.12 MARELLI IMPUL Z(1分28秒316 / 1分28秒782 / 2分57秒098)7. No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(1分28秒517 / 1分28秒612 / 2分57秒129)8. No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(1分28秒935 / 1分28秒566 / 2分57秒501)9. No.19 WedsSport ADVAN GR Supra(1分28秒664 / 1分28秒842 / 2分57秒506)10. No.16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(1分28秒356 / 1分29秒208 / 2分57秒564)11. No.23 MOTUL AUTECH Z(1分28秒694 / 1分28秒943 / 2分57秒637)12. No.3 Niterra MOTUL Z(1分28秒881 / 1分28秒831 / 2分57秒712)13. No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(1分28秒567 / 1分29秒214 / 2分57秒781)14. No.36 au TOM’S GR Supra(1分28秒848 / 1分28秒998 / 2分57秒846)15. No.37 Deloitte TOM’S GR Supra(1分28秒936 / 1分29秒307 / 2分58秒243)GT300クラス1. No.65 LEON PYRAMID AMG(1分38秒271 / 1分37秒764)2. No.87 METALIVE S Lamborghini GT3(1分38秒654 / 1分37秒815)3. No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(1分38秒837 / 1分38秒093)4. No.777 D’station Vantage GT3(1分38秒106 / 1分38秒101)5. No.88 JLOC Lamborghini GT3(1分38秒434 / 1分38秒132)6. No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(1分38秒591 / 1分38秒133)7. No.45 PONOS FERRARI 296(1分38秒710 / 1分38秒359)8. No.11 GAINER TANAX Z(1分38秒434 / 1分38秒479)9. No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(1分38秒195 / 1分38秒530)10. No.7 Studie BMW M4(1分38秒333 / 1分38秒574)11. No.6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(1分38秒420 / 1分38秒643)12. No.31 apr LC500h GT(1分38秒848 / 1分38秒754)13. No.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(1分38秒230 / 1分38秒877)14. No.50 ANEST IWATA Racing RC F GT3(1分38秒564 / 1分39秒055)15. No.360 RUNUP RIVAUX GT-R(1分38秒930 / 1分39秒132)16. No.60 Syntium LMcorsa GR Supra GT (1分38秒706 / 1分39秒283)17. No.18 UPGARAGE NSX GT3(1分39秒156 / 1分38秒517)18. No.2 m...