アルファロメオF1のテストドライバーを務めるタチアナ・カルデロンは、2020年に参戦するスーパーフォーミュラのマシンをテストするために日本に移動するのは“クレイジー”だと思ったと語る。新型コロナウイルスの世界的な大流行によって世界中のほとんどのスポーツは活動を停止している。だが、日本のスーパーフォーミュラは3月下旬にプレシーズンテストを進めた。
新型コロナウイルスのホットスポットとなっているスペインから日本に移動することをどう思ったかと質問されたタチアナ・カルデロンは「完全にクレイジーでした」と Blick に語る。「スペインの状況は緊迫していますが、日本の新しいチームはテストは確実に行われるということでした」「幸いにも、イタリア人や中国人が日本に入国するときのような検疫はありませんでした」富士スピードウェイで行われたテストの雰囲気についてタチアナ・カルデロンは「非常に奇妙した。全員がマスクを着用していました。しかし、新しいマシン、新しいチーム、新しいトラックを知ることができてうれしいです」とコメント。「この世界的な危機の中で再びマシンに乗れることは素晴らしいことでした。これがいつまで続くかは誰にもわかりません」「東京発の飛行機はスペイン大使館にとってた手配されました。それは、非常に期間の最後の飛行機になるだろうと言われていました。異様でしたね」「巨大な空港は完全に無人でした。飛行機には最大100人が乗っていましたが、全員が離れており、全員がマスクと手袋を着用していました」「とても奇妙でした、恐ろしかったです。すべてがうまくいったことを神に感謝しています」「マドリードはバスが全く走っておらず、ゴーストタウンです。姉と私は空港から2台のタクシーを利用しなければなりませんでした。一度に1人しか乗れないためです。クレイジーです」タチアナ・カルデロンは、2020年のアルファロメオのF1マシンで走行すること望んでいたが、今ではそれは“おそらく不可能”だと認める。「今の重要なことは、すべてのチームがこの危機をできるだけ無傷で生き残ることです」とタチアナ・カルデロンは語った。
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