スーパーフォーミュラ最終戦が10月21日(土)と22日(日)の両日、鈴鹿サーキットで開催され、2017年のチャンピオンが決する。最終戦は、最終戦は例年どおり2レース制で行われ、それぞれのレースでの獲得ポイントは通常の半分となるが、いずれのレースも優勝者には3ポイントのボーナスポイントが加算される。また、予選はQ1の結果がレース1のグリッド、Q3がレース2のトップ8グリッドとなり、両レースのポールポジション獲得者にはそれぞれ1ポイントが加算される。
両レースをポール・トゥ・ウィンで制せば、最大18ポイントを獲得可能。このため、計算上ではまだ8人に逆転タイトルの可能性が残っている。自力優勝の可能性が残っているのは、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)、ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の4名。石浦と関口の差は8.5ポイント。また、ランキング首位の石浦から8位の国本雄資までの差は17.5ポイントとなり、上位4名がノーポイントに終わるようなことがあれば、計算上は中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)、小林可夢偉(KCMG)、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)までタイトル獲得の可能性が残されている。今大会はレース1がピット義務無しの19周、レース2はタイヤ4本交換義務ありの36周として争われる。また、レース2でのタイヤ交換は、先頭車両が10周終了のコントロールラインを通過した時点以降に行わなくてはならないという特別規則が定められ、昨年までのように1周目終了でピットイン義務を終えるというような作戦を採ることは出来なくなる。これによりどのように戦略やポジション争いの変化が起こるかは未知数だが、例年以上にレース2でも予選での順位が重要になってくるだろう。2レース制ということで、レース1のグリッドは予選Q1で決定されるため、コース上が混み合うQ1から激戦となることは必至であり、一瞬も目の離せない展開になるだろう。スーパーフォーミュラ最終戦 鈴鹿のレース1は22日の9時25分、レース2は14時20分から行われる。2017 スーパーフォーミュラ ポイントランキングPo.No.ドライバーチームポイント12石浦宏明P.MU/CERUMO・INGING33.5215ピエール・ガスリーTEAM MUGEN3337フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS28.5419関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL25537中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM’S22636アンドレ・ロッテラーVANTELIN TEAM TOM’S20718小林可夢偉KCMG16.581国本雄資P.MU/CERUMO・INGING16916山本 尚貴TEAM MUGEN10.5103ニック・キャシディKONDO RACING8114山下健太KONDO RACING6.5128大嶋和也SUNOCO TEAM LEMANS61341伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACING51420ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL3.51510塚越 広大REAL RACING31664中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING21740野尻 智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACING2 50小暮 卓史B-Max Racing team  65ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING スーパーフォーミュラ 最終戦 タイムスケジュール10月20日(金)15:00~16:00専有走行10月21日(土)09:10~10:10フリー走行10:10~10:15スタート練習13:50~14:10予選Q115:20~14:27予選Q214:37~14:44予選Q110月22日(日)08:45~09:25スタート進行09:25~決勝レース113:40~14:20スタート進行14:20~決勝レース2
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