スーパーアグリは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、2台揃って完走。アンソニー・デビッドソンは15位、佐藤琢磨は16位でレースを終えた。暑く湿気の多い厳しいコンディションのマレーシアで、スーパーアグリの2台は揃って完走した。アンソニー・デビッドソンは15位完走。佐藤琢磨は、コースオフなどで順位を落としたが、中嶋一貴を抑えて16位でレースを終えた。
アンソニー・デビッドソン (15位)「今日はチームにとっても僕にとっても良いレースだった。レースを最後まで走り切るのは昨年度のブラジル以来で素晴らしかった。レース自体もとてもうまくいったと思う。スタッフが最高の仕事をしてくれたため、レース中ずっとマシンの信頼性が高かった。タイヤを含め、何の問題もなかった。マシンに乗っていることが快適で、ここぞという時にプッシュすることができた。今僕たちが置かれている状況を考えると、非常に良いポジションでチェッカーを受けることができたと思う」 佐藤琢磨 (16位)「レースを完走できて良かった。第1スティントと第2スティントは良かったが、第2スティント中に不運にも高速区間でタイヤかすを拾ってしまったため、走行ラインが膨らんでしまい、タイムロスをしてしまった。特に最終スティントでは、ほとんど毎周回、渋滞に見舞われ、最後までスピードに乗れなかったのは残念だった。それでもマシンの信頼性が高いことがわかったことは良かったし、貴重なデータを収集することもできた。厳しいレースだったが、チームにとって良いレースだったと思う」 鈴木亜久里 チーム代表「とても蒸し暑い厳しいレースになったマレーシアGPでの2台共の完走を非常に嬉しく思う。チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれて、今日の2台のマシンが完走したことで、SUPER AGURI F1 TEAMの2008年度シーズンがやっと始まったと感じている」
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