世界的なウイスキーブランドのジョニー・ウォーカー(JOHNNIE WALKER)は、F1と複数年の“公式ウイスキー”契約を結んだことを発表した。ジョニー・ウォーカーとF1の契約は、F1シンガポールGPが開幕する前日の18日(木)、コンラッド・センテニアル・ホテルの式典でバーニー・エクレストンとディアジオ(Diageo)アフリカ・アジアのニック・ブラスケス社長によって結ばれた。
ジョニー・ウォーカーは、ブランドの世界的地位を強化し、大成功を収めている“責任ある飲酒活動”キャンペーンである「Join the Pact」のプラットフォームを拡大する。ジョニーウォーカーは、この歴史的関係に基づいて2005年にマクラーレン・メルセデスと手を組み、そのおかげで過去9年、世界中の販売と“責任ある飲酒活動”プログラムを成功させてきた。ニック・ブラスケスは、ジョニーウォーカーが世界で最も先進的で技術的に進歩したスポーツであるF1のパートナーにふさわしいウイスキーであると述べた。ニック・ブラスケスは「F1の公式ウイスキーになることで、ジョニー。ウォーカーはレースファンに広く手を差し伸べることができる。新契約の結果、我々は毎年4億5000万人以上の世界テレビ観戦者、約150万人のレース会場入場者へのアクセスを手に入れる」と述べた。「ジョニー・ウォーカーがF1の公式ウイスキーになることの重要で主な理由は、より多くの世界のF1ファンに“責任ある飲酒活動”メッセージを届けるグローバル・プラットフォームの拡大という極めて大きな機会である」「我々には、ともに達成できる大きな可能性があると確信している。ジョニー・ウォーカーの“Join the Pact”キャンペーンはすでに好ましい変化を生み出した実績ある強力なプログラムだ。世界の100万人以上が『飲んだら運転しない』というJoin the Pactの誓約にサインした。したがって、本日、このプログラムへの投資を拡大し、今後5年間に500万人の個人参加を得るという熱意を込めて新領域で活性化させる意向を発表する」発表には、ジョニー。ウォーカーの「責任ある飲酒活動」グローバル大使を務めるミカ・ハッキネンも同席。ミカ・ハッキネンは「2006年から約40カ国を訪問、行動要請の重要性についてメディア、消費者、政府、その他関係者に話をしてきた。Join the Pactを通じて、100万人をはるかに超える人々が“飲んだら運転しない”と誓約した。この100万人は、プログラムがなければ積極的に取り組むことはなかっただろう。ブランドがF1グループと締結した新たなパートナーシップは、キャンペーンの大きな推進力となり、世界中の数百万人に訴えることによって素晴らしいイニシアチブの規模を大幅に拡大するだろう」と述べた。バーニー・エクレストンは「これはF1にとって刺激的なスポンサーシップだ。F1のスポンサーになることでの商業的の利益達成だけでなく“責任ある飲酒活動”の重要性を強調するジョニーウォーカーの手法に敬意を表したい。酒類ブランドがどうすれば世のために時間と資金をささげられるかの好例である」と述べた。新契約は、1950年代にさかのぼるウォーカー一族とモータースポーツ、グランプリレース界との歴史的つながりを反映している。当時、故ロブ・ウォーカーは、プライベート・レーシングチームを立ち上げた。同氏の曽々祖父は1820年、スコットランドの小さな店でウイスキー商売を始めたジョニー・ウォーカーだった。ロブ・ウォーカー・レーシングチームは、グランプリレース界の先駆的なプライベートチームで、1958年にアルゼンチンGPでは、スターリング・モスのドライブによって初優勝を果たしている。
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