次にメルセデスを表彰台に導くのはミハエル・シューマッハかもしれない。F1中国GPではチームメイトのニコ・ロズベルグが週末を支配し、111回戦目にしてF1で初ポールポジションと初優勝を達成。ニコ・ロズベルグは、2010年に復帰したミハエル・シューマッハとメルセデスでコンビを組んで以来、過去2年でシューマッハの成績を上回っている。
しかし、今季ミハエル・シューマッハは、ニコ・ロズベルグのペースに迫っており、実際、オーストラリアとマレーシアの予選ではニコ・ロズベルグを上回っている。「シンプルなことだ」とミハエル・シューマッハは O Estado de S.Paulo にコメント。「このマシンは、僕の人生を通じてマシンを走らせてきたやり方で走らせられる」「今の僕のドライビングと10年前を比較してもそれほど変わっていないと思う。でも、2010年と2011年を見れば、僕の腕が動きを止めることはなかった。それは僕のドライビングではなかった」F1中国GPで2番手を走行しながらもリタイアを喫したミハエル・シューマッハは、トップのペースにはついていけなかったと認めるが、F1復帰後まだ表彰台に立ってはいないものの、勝利の匂いを感じている述べた。「ベネトンやフェラーリで最初の表彰台に上がったときと同じ感覚だ」「それらのチームでスタートしたとき、そんなことは考えられないくらいだった。でも、ちょうと今のメルセデスと同じように、数年間で多くの作業を経て、戦えるステージにたどり着いた」「大部分の人はどれくらい多くのことを変化させる必要があり、どれだけの努力と投資が必要かをわかっていない。43歳で再びそのような全てを体験しているのは、そうすることが本当に好きだからだ」ミハエル・シューマッハとメルセデスの契約は今シーズン末で期限切れとなる。「信じないかもしれないけど、僕はこのマシンの開発にとても集中しているのでそれについては考えていない」「今季後半になれば、もちろん避けることはできない」「もちろん、そのような素晴らしい仕事の結果が見え始めていることはとても嬉しい。僕はまだ完全にF1で勝つことができる」
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