ペーター・ザウバーは、新しい主要スポンサーであるテルメックスとの契約によって、F1チームを売却する用意ができているかもしれないとの噂を否定した。ザウバーは4日、メキシコの大富豪がカルロス・スリムが率いるテルメックとのスポンサー契約を発表。2011年のザウバーノマシンのカラーリングにおいて“重要な存在”になると述べた。契約は、レースドライバーとしてメキシコ人のGP2ドライバーであるセルジオ・ペレスの起用も関係している。20歳のセルジオ・ペレスは、テルメックスのモータースポーツ部門であるスクーデリア・テルメッ...
「テルメックスと我々のレースプロジェクトにとって大きな前進だ」とカルロス・スリムの長男カルロス・スリム・ドミットは述べた。伝統的にザウバーと親しいスイスの blick によると、テルメックスとの2年契約は1500万ユーロ(約17億円)の価値があるとしている。「スリムが完全に新しいおもちゃを買うかどうかは誰もわからない」と同紙は推測している。GP2チームのARTを所有するニコラス・トッドもザウバー買収に熱心だと噂されているが、ペーター・ザウバーは実現することはないだろうと Daily Telegraph に述べた。「私は株式の100%を所有しており、チームやその一部を売却する計画はない」とペーター・ザウバーは主張した。しかし、BMW撤退後、2010年シーズンを真っ白で空白の多いカラーリングで戦ったザウバーは、大きな契約をまとめられたことに安心しているようだ。「テルメックスと一緒に他の(潜在的な)スポンサーに明確なメッセージを送りたい」関連:・ザウバー、テルメックスとのスポンサー契約を発表・ザウバー、2011年のセルジオ・ペレスとの契約を発表
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